土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

土地評価のブログの新着ブログ記事

  • 船酔い

    山ノ内町佐野の象山公園にある石碑(2013)。 この石碑には、勝海舟が佐久間象山の業績をたたえた自筆の書が刻まれています 山ノ内町誌に「石材は小紋岩、高さ309センチメートル、幅98センチメートル、厚さ48~50センチメートルの碑石が、高さ約60センチメートルの大きな自然石上に樹てられ、一面を研磨... 続きをみる

  • 養遐齢(ようかれい)

    写真は山ノ内町湯田中温泉の大湯のようす(2013)。 左側の石碑には、小林一茶の句が刻まれています。小林一茶は湯田中温泉に長期間滞在しています。ちなみに、この共同浴場は地元の人か旅館に宿泊した人しか入浴できません。 下記サイトには「文献に残る開湯は、1350年前(天智天皇の時代)、僧智由が発見し、... 続きをみる

  • 文人の足跡

    高山村(2016)から。 長野県高山村の山田温泉にある旅館(藤井荘)で将棋名人戦第5局(2023.5.31~6.1)が行われました。藤井聡太竜王が名人位を獲得したことは全国的なニュースになりました。 山田温泉付近は山間部の松川渓谷沿いにあり、急傾斜地型の土砂災害警戒区域に指定されています。 過去、... 続きをみる

  • 飛鳥時代

    上田市角間渓谷(2006)から。洞窟の中に岩屋観音が祀られています。 古い案内板(旧真田町)によると、この洞窟に鬼(妖怪)が住んでいて、征夷大将軍坂上田村麻呂が退治して観音様を祀った言い伝えがあります。 文献を読んでいたら胃腸薬や便秘薬としてよく使われる「大黄(ダイオウ)」の記述がありました。 -... 続きをみる

  • 古墳時代

    須坂市破風高原(2006)より。 須坂市八町にある「八丁鎧塚古墳(はっちょうよろいづかこふん)」のようす(2006)。 この古墳は川原石を積み上げた積石塚とよばれ、県史跡に指定されています。規模は径25.5m、高さ3.5mあり、須坂市南部を流れる鮎川沿岸の段丘上には、こういった古墳が数多く分布して... 続きをみる

  • 弥生時代

    中野市柳沢(2007)から。 平成19(2007)年、中野市の柳沢地区で銅戈・銅鐸(どうか・どうたく)が発見されました。 写真は筆者が現地説明会で撮った銅戈(どうか)です。 文献によると下記説明があります。 ------------- 東西66cm、南北26.2cm(残存値)、深ざ17cmの穴の西... 続きをみる

  • 縄文時代の時代区分

    安曇野市(2020)から 新聞(信濃毎日新聞)に城跡の発掘調査(埋蔵文化財)で使った地下4~5メートルの地層を抜き取るジオスライサーという機械(県埋蔵文化財センター提供写真)が掲載されていました。深い地層に対応したものですが、便利で専門的なものがあるものだなと感心しました。 私は埋蔵文化財の大半が... 続きをみる

  • 野沢菜発祥の寺

    野沢温泉村(2013)から。 飯山市誌をみていたら野沢菜の発祥について記載がありました。 ------------- (2)野沢菜の来歴 野沢菜は下高井郡野沢温泉村健命寺の8世晃天園瑞が1756年(宝暦6)に西京遊学のさい上方から天王寺カブの種子を持ちかえり、寺内つづきの畑地に試作したところ突然変... 続きをみる

  • 野々海池

    野々海(ののみ)高原の湿地帯(2016)から。 標高1,020mにあるこの高原は、飯山市と栄村の間にあって、キャンプ場があることで知られています。また、ブナの原生林が広がっていることも有名です。池の脇には照岡山国有林分収育林契約分収林(3.7187ヘクタール・飯山市照岡)があり、樹種は分収林として... 続きをみる

  • 生麦事件3

    小谷村(2010.7)から。 とにかく砂利が多い川(浦川)です。 ~前回の続き(完結)~ 吉村氏は薩英戦争について実は薩摩藩の勝ちだったと言っています。 文献(歴史を記録する)によると ---------- 吉村「(略)生麦事件の翌年、薩英戦争が起こりましたね。イギリス艦隊七隻が鹿児島で砲撃した。... 続きをみる

  • 生麦事件2

    長野市(2012.7)から。 ~前回の続き~  生麦事件で薩摩藩士は、馬に乗っていた人間を肩からきりつけています。吉村氏は地面から飛び上がって届くのかどうか疑問に思い、鹿児島へ急きょ取材に行かれています。まず馬の種類(日本製か外国製)を調べて上海(中国)から持ってきた背の高いアラブ系であることがわ... 続きをみる

  • 生麦事件

    長野市から。 昨年から吉村昭氏(故人)の好きな小説を読み返してます。2巡目ですが吉村氏の文献調査能力に改めて驚くことがあります。 江戸時代末期、薩摩藩(鹿児島県)の大名行列を馬で川崎大師へ向かうイギリス人が乱したことに端を発し、薩摩藩とイギリスの間で戦争(薩英戦争)がおこなわれました。そして、和議... 続きをみる

  • 明地

    大町市(2011)から。 昔に買った飯山城下町絵図の付図(江戸時代末期・飯山市)をみていたら「明地」という名称の土地が数箇所ありました。 もしかして「空地」のことと思い、ネット検索したらコトバンク(精選版日本国語大辞典)に「あき‐ち【空地・明地】」の記載がありました。 また、下記論文(抜粋)には江... 続きをみる

  • 雲場池

    軽井沢町追分にある温水路(2015)。 温水路は用水の温度を上げるための施設(千ヶ滝湯川用水土地改良区)で、水路幅を広くして水深を浅くしたり、段差を設けたりと様々な工夫が施されています。 ~前回の続き(完結)~ 軽井沢町にある雲場池(くもばいけ)は、周りに遊歩道が整備されている観光スポットです。前... 続きをみる

  • 氷河期植物

    長野市(2020)から ~前回の続き~ 軽井沢は標高(平均1000m)が高く冷涼な気候であったり、周囲を山に囲まれた地形であったり、湿原があったりすることから「植物の宝庫」と言われています。 軽井沢町誌に下記記載があります。 -------------- ハナヒョウタンボク(スイカズラ科)は、氷河... 続きをみる

  • ルバーブ

    長野市戸隠高原(2010.6)から。古い写真ですが・・・。 ~前回の続き~ 軽井沢町誌を読んでいたらトマトとルバーブの記載がありました。 --------------- トマトは大正七、八年ころから八百屋で販売されるようになった。当初は毛のはえた青いトマトで、大正十一年(一九二二)ころには赤ナスと... 続きをみる

  • 外国人が付けた地名

    須坂市峰の原高原(2016)から。 前に軽井沢町誌を読んでいたら旧軽井沢周辺で「外国人の付けた地名」のコラムがありました。 これは昭和初期の外国人向け別荘地図より作成されたもので、そのいくつかを拾ってみました。 --------------- オルガン岩(ORGAN ROCKS) 水車小屋の道(W... 続きをみる

  • 名寄帳(なよせちょう)

    白馬村(2009.7)から。 今月、役所に行って固定資産名寄帳を取った時、そういえば村誌(旧牟礼村誌)に下記の記載があったことを思い出しました。 ----------------- 検地帳 検地すると、野(の)帳に書き、整理して検地帳をつくる。検地の結果を集計したものが検地帳であり、「水帳」ともい... 続きをみる

  • 名前の不明な魚

    須坂市(2007.6・豊丘ダム)から。標高が844mあり、晴れると絶景場所に。古い写真ですがきれいに撮れたように思います。 建物認定を書いていたら学生時代、水産加工会社でアルバイトを1年やったことを思い出しました。当時、250ccの中古バイク(honda)で通っていました。 入ってすぐ”〇〇さん、... 続きをみる

  • 建物認定2

    長野市(2013.8)から 車庫の出入口にシャッターは付いていましたが、排気ガス対策として周壁(一面)の下半分のない建物があり、附属建物として登記されていた例があります。全面に周壁があり換気扇を付けた車庫はもちろんですが登記可能です。 周壁の下半分がない車庫は、そこから雪が入り込みますので雪の多い... 続きをみる

  • 建物認定

    飯山市から。 今回のテーマは難しいので写真だけご覧ください。 専門書「表示登記教材 建物認定 4訂版」が届いたのでパラパラめくっていたらゴルフ練習場のページに目が止まりました。この本は写真付きの建物認定基準集で私の愛読書の一つです。 不動産登記規則111条では、建物登記の要件の一つに”屋根及び周壁... 続きをみる

  • ため池

    上田市(2010)から。近くにブラックバス、ブルーギルといった特定外来生物の放流禁止に関する警告板がありました。 上田市には「ため池」が数多くあります。 特に塩田平と呼ばれる地区(東塩田・中塩田・西塩田)には30ほどの「ため池」があり、ため池ハザードマップが公開されています。 文献をみていたら江戸... 続きをみる

  • 姉妹都市

    中野市から 中野市は中山晋平のふるさとで有名ですが、文献(中野市政50年史)をみていたら姉妹都市のことが書かれていました。括弧は私の追記です。 ---------------------------- コラム 姉妹都市 (略) 中山晋平の出身地である中野市は(昭和)41年12月、高名な作曲家滝廉太... 続きをみる

  • 建築基準法改正

    山ノ内町から 昨年、改正された建築基準法6条1項をネットで確認しました。既に施行されていては困るからです。改正の大部分は「公布の日(令和4年6月17日)から3年以内に施行」とされていて、施行予定は令和7(2025)年4月になっています。 法律の改正及び施行日は、日頃、うっかりしがちです。昔と違って... 続きをみる

  • 麦の種類

    野沢温泉村から。最近、大麦?畑が増えたような気がします。 長野県で生産している作物について興味がわき、農林業センサス(長野県版)をみていたら麦類に目が止まりました。 長野県(農畜産物の生産)の麦類の作付面積や収穫量(2020年調査)は次のとおりです。 作付面積及び収穫量:小麦2,220ha・6,2... 続きをみる

  • ヤングコーン

    信濃町から。 先週、道の駅の農産物直売所(飯綱町)にヤングコーンが販売されていましたので、珍しいと思い購入しました。 ヤングコーンはとうもろこしが大きくなる前に収穫されたものですので、今の時期にしか出荷されない野菜のようです。 今年、「2020年農林業センサス」が農林水産省から公表されています。そ... 続きをみる

  • ナウマンゾウ

    高山村(2016)より 図書整理で昔、買った文化財調査報告書を読んでいたら下記箇所が目に止まりました。 「中野市では、1971(昭和46)年6月28日に東山住宅団地の宅地造成現場でナウマンゾウの臼歯(きゅうし)の化石が2個発見されました。この臼歯の発見場所は、(略)現在の東山住宅団地の上部東方の整... 続きをみる

  • サツマイモ栽培

    中野市梨久保(2016.6)から。この時はいい写真が撮れました。 飯山市誌を読んでいたら下記記述が目に止まりました。 「この道筋を通行した記録のひとつに、寛保元年(一七四一)六月青木昆陽の通行がある。昆陽は儒者・蘭学者であり、甘藷先生の名があるが、幕府の「御書物御用達」として古書・古記録採訪のため... 続きをみる

  • 国土調査5

    飯綱町(2021)から 地籍調査事業は数年かかりますので、完了前に売買、相続等がある場合、所有権移転登記ができるのかどうか、地籍調査前の地目が農地のままであるので農地転用手続きが必要なのかどうかも確認したくて役所へ行きました。 役所で地籍調査成果等閲覧・交付申請書を出して現時点における地籍調査に関... 続きをみる

  • 建物の種類5

    小川村(2012)から。写真は前にも掲載したかもしれません。 家内と園芸店へ行った際、ガラスの外壁をみて建物の種類が「温室」の下記登記を見たことを思い出しました。附属建物も温室でいくつかあったように記憶してます。 堅固な基礎を有していて屋根および周壁にガラス質の材料を用いた場合は、建物と認定され登... 続きをみる

  • 公用文作成2

    大町市(2013)から。 前回の続き 「公用文作成の考え方」で気になる箇所を抜粋してみました。 -------------------------------- イ 曖昧さを避ける。 (ア)「から」と「より」を使い分ける。 例)東京から京都まで  午後1時から始める  長官から説明がある 東京より... 続きをみる

  • 公用文作成

    生坂村山清路(さんせいじ)から(2010)。 今年発売の一太郎2023案内書を見ていたら、次の言葉に引っかかりました。 「70年ぶり改定の新しい公用文ルールに対応」 新しい「公用文作成の考え方」がでていることを知りませんでした。 早速、文化庁の「公用文作成の考え方」を読んでみました。 これは改定さ... 続きをみる

  • ワイヤレスイヤホン

    麻績村(2009.5)から ゴールデンウィークに家電量販店へワイヤレスのイヤホンかヘッドホーンを買いに行った際、骨伝導ワイヤレスイヤホンが展示してありました。 試しに耳にかけてみたところ、装着感があまりに良くて驚きました。つけているのを忘れそうです。 音質も大満足、5分で急速充電してくれるし、よく... 続きをみる

  • 投石2

    白馬村(2010)から 先日、ブログ”投石”で徳川軍が石投げに悩まされた旨の記述を書きました。 詳しくは下記文献にあります。 【武田信玄ひきいる戦国最強の武田軍団には、よく訓練された「石投げ隊」が編成されていました。徳川家康を敗走させた元亀3年(1572)の三方原の戦では、足軽300人で構成された... 続きをみる

  • 建物の種類4

    長野市(2009.5)から 。古い写真ですが・・・。 昨年、建物の種類が「詰所」になっている登記をみかけました。新築年月日が記載されていなかったので登記は相当古い時期にされたものと思われます。 工事や建築現場におけるプレハブの「飯場(はんば)」や「詰所」のように、その建造物の果たす目的が終了すれば... 続きをみる

  • 投石

    上田市(2010.5)から。上田市にはため池が多くみられますので決壊した場合の浸水想定区域が公表(参考サイト参照)されています。 テレビの大河ドラマや歴史物を見ていると鎧(よろい)武者が刀を振り回して相手の防具の上から切りつけるシーンをよく見かけます。 昔、刀がどうして折れないのか不思議に思ってい... 続きをみる

  • 乗合馬車2

    生坂(いくさか)村(2007.5)から。昔の写真ですが気に入っています。 たまに読む文献(信州学大全)に乗合馬車の歴史(【】引用)が書かれていました。 【自動車がほとんどなかった明治時代の道路交通は、馬車と人力車に代表された。当時の道路改修は、すべて馬車が通行しうる幅員に拡大し、また勾配や屈曲を緩... 続きをみる

  • 鉄の展示館

    長野市(2015.6)から 長野県の坂城町に「鉄の展示館」があります。日本刀、小刀などを展示している美術館です。坂城町は昭和38年に刀匠の宮入行平が人間国宝に認定され、弟子を数多く育成したことから刀匠の町とも言われます。その展示館で今年の3/29~5/21まで「どうしよう 家康の頃の日本刀」が開催... 続きをみる

  • 古い地名5(尾)

    安曇野市(2017.5と2021.5)から 山間部や川沿いの高台の地名や集落名に「〇〇尾」というように「尾」の字がつくことがあります。なぜなのか昔から少し疑問に思っていました。 たとえば小川村に花尾、稲尾、梶尾、穴尾、長野市に細尾、狸尾、上栗尾、下栗尾など。 文献に [山腹に張り出してきている尾根... 続きをみる

  • クロモジ

    高山村湯峰展望広場付近(2016.5)から 先日、園芸店へ行ったら”クロモジ”の木が売っていました。昔、園芸店の人から”この木は虫がほとんどつきませんから育てやすいですよ”と言われたことを覚えています。 下記文献によると ”樹皮は緑色で黒斑(くろふ)があり、それが文字のように見えることから、「黒文... 続きをみる

  • 大田文(おおたぶみ)

    麻績村(2013)から 地名に関する文献を読んでいると「〇〇田」という地名が多くみられます。 用水開発者の名前をつけたり(例:権兵衛田)、地形や地質の特徴を表したり(例:狭間田)することがあります。 文献(佐久地方の地名と語源)によると〇〇田には下記の説明があります。 神田=神社の所有田(佐久市)... 続きをみる

  • 乗合馬車

    小川村(2013)から 仕事で最寄りのバス停を確認することがありますが、郊外や山間部のバス停が乗合タクシーの停留所に変更されていることがあります。乗合タクシーは電話予約が必要で通常のバスと異なり、不定期なのが特徴です。 前に文献を読んでいたら下記記述に驚いたことがあります。 「明治維新後、欧米文化... 続きをみる

  • 杞柳(きりゅう)

    長野市大岡(2013.5)から 樹木図鑑をみていたら「イヌコリヤナギ」に下記記述があり、面白い名前の付け方だなと感じました。 「近縁のコリヤナギは枝の皮をむいて柳行李(やなぎごうり)」をつくるが、本種は行李づくりには使われず役に立たないために「イヌ」を冠して名づけられた。」 イヌが付く樹木は多くあ... 続きをみる

  • 献上品3(江戸時代)

    須坂市(2018.4)から 前回の続き 上田市の大名(5万2千石)の献上品(括弧文献引用)は次のとおりです。 「参府献上は御太刀・錦二十把・金馬代・御暇拝領は巻物五である。 時献上は、正月三日御盃台文様松竹梅、同月干鯛、六月御薫袋(においぶくろ・麝香《じゃこう》などの香料を入れた袋)、九~十月大和... 続きをみる

  • 献上品2(江戸時代)

    山ノ内町(2021.4)から 前回の続き 飯山市の大名(2万石)の献上品(括弧文献引用)は次のとおりです。 「以下、武鑑掲載順を追って解説する。(略) 年始八朔御太刀…(略) 時献上は、正月三日御盃台。これは盃を載せて客に薦める台である。(略) 五月串海鼠(いりこ・干しなまこ)。在着御礼一種一荷。... 続きをみる

  • 献上品(江戸時代)

    長野市(2014.5)から 昔、郷土史研究会の文献をみていたら江戸時代の信州諸大名が将軍に献上した品に驚いたことがあります。 文献(括弧が引用)によると 「安政六年(1859)刊の『武鑑』(ぶかん)によって、信州諸大名の、献上・拝領の品を調べてみた。(略)図版2は参府(参勤交代で江戸に出た時)の献... 続きをみる

  • 鐘楼門

    写真は長野市若穂牛島(わかほうしじま)にある蓮生寺の鐘楼(しょうろう)門前から。 鐘楼とは釣鐘(つりがね)をつり下げてつき鳴らすための建物をいいます。1階は出入口、2階は釣鐘がつり下がっていないので、近所の方にお伺いしましたがわかりませんでした。 この寺は現在、牛島区及び信仰会が維持管理する寺(浄... 続きをみる

  • ガルバリウム鋼板

    飯綱町(2021.4.21)より 下記サイトの調査報告書(個人住宅の新築工事費に関する調査・研究)を見ていると時代の流れを感じます。 この報告書は個人住宅(戸建て住宅)の新築工事費に関する調査結果を掲載しています。私は仕事でよく参考にしています。 ・エネルギー供給方式はオール電化が約60%占めてい... 続きをみる

  • 地すべりの地割慣行

    山ノ内町(2021.4)より 長野市七二会(なにあい)谷原には”割り上げ岩”と呼ばれる大きな岩があります。長野市誌に掲載されている写真から推定すると高さは2.5mくらいありそうです。昔、現地へ行ってみましたが場所はわかりませんでした。 同市誌に”割り上げ岩”の下記説明があります。地すべり地帯にも地... 続きをみる

  • 居住誘導区域

    小布施町(2010.4.28)から。 立地適正化計画を調べていると浸水想定区域の全部又は一部を居住誘導区域内に含める市町村と含めない市町村があることに気づきます。また、浸水想定区域内を含める市町村でも家屋倒壊等氾濫想定区域を除外していたり、浸水する時間や避難所からの距離といった指標を用いてたりする... 続きをみる

  • カヤ

    上田市(2010.4)から。 昨年、実家から将棋盤(足付盤)を持ってきました。小学生の頃、親に頼んで買ってもらったもので約50年経ちます。材質はカヤが最高級で値段も非常に高かったので、安いカツラにしました。 今、プロ棋士の将棋名人戦が行われていますが、タイトル戦で使う将棋盤の高さに憧れます。自分の... 続きをみる

  • サクランボ

    飯山市(2021.4)から。 昔からソメイヨシノとサクランボの木は、同じ桜なのにサクランボの木は実がたくさんなるのが不思議に思っていました。 下記サイトによると ・ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種と推定されていて江戸時代末期に江戸染井村(現・東京都豊島区)の植木屋が「吉野桜」として売... 続きをみる

  • 大規模盛土造成地

    飯山市(2009.4)から 全国の大規模盛土造成地マップが公開されています。 重ねるハザードマップ~災害リスク情報などを地図に重ねて表示~ https://disaportal.gsi.go.jp/index.html 最初、上記サイトのどこにあるのかわからず探し続け、やっと下記クリック順でたどり... 続きをみる

  • 古い地名4

    飯山市(2009.4.27)から。 先日、長野市誌を読んでいたら下記記述がありました。 「弥生時代の遺跡は屋地を中心とした一帯にあり、弥生式土器は蛭川と藤沢川の二つの川の扇状地の扇端部から出土する。「ヤチ」の地名の示すように川の出口の湿地帯であり、湧き水に頼った水田耕作がおこなわれていたのであろう... 続きをみる

  • 鉱泉地の枯渇

    安曇野市(2009.4)から。 廃線跡は遊歩道として整備されています。 昔、鉱泉地(源泉)に係る相談を受けたことがありました。 固定資産税評価の鉱泉地とは文献(固定資産評価基準解説)に下記説明があります。 「1 鉱泉地の意義 鉱泉地とは、「鉱泉(温泉を含む。)の湧出口及びその維持に必要な土地」(不... 続きをみる

  • グリーンベルト

    長野市から(2009.4) 最近、自転車用ヘルメットをネットで購入。普通の帽子風なデザインのものを選びました。 車で走行しているとき、写真のような道路に緑色のグリーンベルトを見かけます。 ふと、自転車はグリーンベルトを走行してもいいのかなと疑問に思い、調べてみました。 下記サイト(高根沢町)による... 続きをみる

  • 所要の補正7(その他の比準割合)

    小川村(2011.4)より 今日は専門的な話になります。 前に、不動産調査で水道配管図を取ろうとしたら”埋設管はありません”と言われました。対象不動産は行き止まり道路沿いに倉庫が点在する郊外の住宅地域にあり、近くの市道沿いに水道埋設管はありますが、前面道路に給水管や埋設管がなかったので評価にあたっ... 続きをみる

  • 詰将棋2

    白馬村(2010.4)から。 前に買ってあった下記本の超難解な詰将棋を解いてみようと思いました。 「詳解 詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 2004~2019」2020/2/25,マイナビ 詰将棋作家として著名な若島正氏が全問解説しています。 本書案内によると 「詰将棋解答選手権チャンピオン戦は、... 続きをみる

  • 無散水

    小谷村(2010.4)から。 雪国では、主に飲めない井戸水をくみ上げて道路の路面に埋め込まれたパイプを通じて水を散布する装置(散水融雪システム)をみかけます。道路に積もった雪を地下水で溶かす役割を果たしています。最近、不凍液を利用した方法もあるようです。 しかし、散水した水はね、地下水のくみ上げ規... 続きをみる

  • 水道の種類2

    小川村から(2011.4.28)。立屋の桜として知られています。 今年の桜は早いようです。桜をみると父を思い出します。 不動産調査をしていると上水道や簡易水道でない「井戸水」を利用していることがあります。井戸水は水道法による規制を受けませんが、年月により水質の変わることがあるので飲める水なのかどう... 続きをみる

  • 水道の種類

    信濃町から(2013.4) 水道の調査をしていると種類が「上水道」ではなくて、「簡易水道」のケースがあります。上水道と簡易水道の違いは、下記のように計画給水人口の違いで技術基準・水質基準に違いはありません。簡易水道は小規模な水道施設という意味のようです。 1 上水道 計画給水人口5001人以上の水... 続きをみる

  • 道路の重複認定3

    長野市(2012.12)から 前に役所で”広域農道が市道に認定された場合、農道ではなくなります。”と言われたことがあります。それまで県道と市道の重複指定のようなことが広域農道でもあるのかなと思っていました。 広域営農団地農道整備事業=広域農道事業により広範囲な地域において、農業生産等を効率的に運営... 続きをみる

  • 災害ハザードエリア

    長野市戸隠(2013.2)から 昨年、都市計画法の重要な改正(令和4年4月施行)がありました。内容は下記3つの柱になっています。 1 災害レッドゾーンの開発規制の強化 2 浸水ハザードエリア等からの移転の促進 3 市街化調整区域の浸水想定区域等(浸水深3.0メートル以上)における開発規制の厳格化 ... 続きをみる

  • 道路の重複認定2

    長野市(2015.3)から 昨年、道路台帳図面を取りに市役所へ行きました。市道認定はありましたが、担当者が”県道にも認定されています”の一言が気になりました。 調べてみたら一般県道も重複認定(区間は短い)されていました。”一般”の意味は知りませんでしたが”主要地方道”より重要性が低いだろうな程度の... 続きをみる

  • 地上権に抵当権設定

    小谷村(2012.3)から。 正面奥に稗田山が見えます。 土地に地上権登記があって、その地上権に抵当権が設定(付記登記)されることがあります。地上権は譲渡にあたって土地所有者の承諾の不要な利点があります。 東京で修業時代(35年前)、地上権が設定された土地を現地調査した際、黒塗りの大型外車が止まっ... 続きをみる

  • 円形状の位置指定道路

    南アルプス(2011.3)のようす。 昔、不動産の調査をしていて、小規模分譲住宅地域にある位置指定道路の行き止まり部分(回転部分・転回広場)が円形状(図1参照)になっていたので驚いたことがあります。 図1のABDE各画地は円形状なので図2に比べ自動車の回転がしやすくなります。当時、回転部分は直線の... 続きをみる

  • 住居地域

    昔の小型半鐘(2011.2・東御市)が懐かしく感じます。 役所で建物の建築計画概要書を閲覧していたら用途地域欄が「住居地域」と書かれていました。 そういえば”昔、住居地域という用途地域があったな”と思い出しました。 用途地域の当初は、住居地域、商業地域、準工業地域、工業地域の4種類ありましたが、昭... 続きをみる

  • スーパー銭湯

    山ノ内町(2011.4)から。 準工業地域にあった近くのスーパー銭湯が昨年閉店しました。たまに行くもう一軒は第2種中高層住居専用地域にありますがコロナ禍や身体的な面もあって行く機会が減りました。 スーパー銭湯は用途地域や併設される附属施設によって建築が可能となったり、困難となったりします。実際、附... 続きをみる

  • 相続登記

    志賀高原(2011.4)から。 法務局の待合室に「令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されます。」の案内書がありました。また、施行日(令和6年4月1日)前に相続が発生していたケースについても、不動産登記の申請義務は課されるようになるようです。 「今回の不動産登記法改正では、『正当な理由』がな... 続きをみる

  • 公園の種類

    山ノ内町の志賀高原(2011.4)から 古い住宅地図を見ていると「児童公園」の表記があります。東京にいた頃(34年前)、都心の歓楽街中心近くに小さな児童公園(遊園?)があるので驚いたことがありました。 平成5年の都市公園法施行令の改正により、児童公園は「街区公園」に名称変更されました。 公園の種類... 続きをみる

  • 景観条例

    中野市(2010.3)から 景観法に基づく景観条例は、あまり勉強していませんが、先日、建物の屋上へ新たに太陽光発電施設を設置する場合、面積によって届出(長野県)の必要なケースがあることを知り驚きました。特に景観育成重点地域(長野県)では注意が必要です。 法令遵守の時代でしょうか、知らなかったではす... 続きをみる

  • 昔の物価変動

    飯山市から。 古い写真(2010.2)ですが鉄道レールの除雪車が写っていました。 固定資産の評価ハンドブック(固定資産評価基準)を見ていたら昔の物価変動に驚きました。 償却資産の下記説明がありますが、物価の変動に応ずる補正倍数表によると大正4年から7年、昭和4年から8年などに激しい物価の変動があり... 続きをみる

  • 袋とじ

    安曇野市から。 私は、学生や若い人に宅地建物取引士の試験を受けるように勧めています。民法や行政法規といった一連の勉強をする中で契約書の中身が理解できるようになるからです。 「宅地建物取引主任者」、現在の「宅地建物取引士」の試験は、姉が受験した頃(昭和40年代後半)、会場に六法全書の持込みが許されて... 続きをみる

  • 角度計算

    野沢温泉村から。1月24日の豪雪前に写したものです。 林地の調査で地形図上の角度を求めることがあります。 たとえば傾斜のきついO地点とP地点の角度を求める場合(下図参照) O地点とP地点の水平距離が400m、標高差が200mの場合、傾斜角度はタンジェント関数を使って26.56度(B÷A)と求められ... 続きをみる

  • 自然堤防

    飯山市から。今年は雪が少ないようです。 「自然堤防」という言葉が地盤、河川、水害関係でよく使われます。 文献を読んでいたら下記説明があったので参考になりました。 「(3)自然堤防 図2,2.14に示すように、現河川や旧河道の両岸や片岸に帯状をなす微高地(周囲より0.5~3m程高い)を自然堤防と呼ぶ... 続きをみる

  • 舟着神社

    中野市更科(さらしな)にある舟着神社前から。 文献に下記説明がありました。 「高井舟着(ふなつき)神社の舟繋(つな)ぎ石 延徳田圃の北東端、更科区(中野市)に鎮座する高井舟着神社の境内に「舟繋ぎ石」がある。この石は、神社境内の南西の延徳田圃に面した位置で、小高い丘の上にあり、石質はひん岩である。大... 続きをみる

  • 緑一色

    立科町(2006.2.17)から 最近、ユーチューブ動画やABEMA TVで将棋と麻雀をよく見ます。将棋は指すことよりも「見る将」に徹しています。 昨年、ABEMA TVで3人麻雀をやっていたので驚きました。 学生時代(42年前)、先輩が麻雀役満の緑一色(リューイーソー)であがったのを覚えています... 続きをみる

  • 川の産物と網地名

    小川村から(2006.1.25)。また古い写真です。 上田市街地を通る堰(せぎ)に桝網用水(ますあみようすい・別名堀用水)があります。それに坂城町に網掛(あみかけ)や上平小網(うわだいらおあみ)の地名があります。 「網」という字のことが長年気になっていました。 文献を読んでいたら下記説明がありまし... 続きをみる

  • カワセミ

    京都の二条城で家内が写したカワセミ。 前に二条城を見学した帰り、駐車場脇の水路(堀?)沿いに偶然いました。飛ぶ宝石といわれるのもわかります。 文献に下記説明があり、参考になりました。 「豊野町で記録された119種の鳥を留鳥・渡り鳥(夏鳥・冬鳥)・漂鳥・旅鳥・迷鳥と分けてみた。 留鳥(りゅうちょう)... 続きをみる

  • 果物の木の耐用年数

    志賀高原(2006.2.10)から。古い写真で画像が粗くすいません。 果物の木の耐用年数(国税庁)を眺めていたら「わい化リンゴ」「桃」「ぶどう」の短いことやキウイフルーツ・ブルーベリーの長いことに少し驚きました。この耐用年数は主に事業用と思いますが家庭用にも参考になります。 わい化りんごは接ぎ木を... 続きをみる

  • 山の役割(江戸時代)

    明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 長野県山ノ内町の奥志賀高原のひとこま(2006/2/10撮影)。カーブミラーが雪で埋まっています。それでもミラーだけは顔をだして役割を十分果たしています。 上から2枚目の写真は「週間アスキー2006.3.28」DPフォトコンの※「今... 続きをみる

  • 伝統的建造物群保存地区制度

    中野市から 長野県には国の重要伝統的建造物群保存地区(文化財保護法)に指定された箇所があります。 妻籠宿(南木曽町)宿場町 奈良井(塩尻市)宿場町 海野宿(東御市)宿場・養蚕町 青鬼(白馬村)山村集落 木曾平沢(塩尻市)漆工町 稲荷山(千曲市)商家町 戸隠(長野市)宿坊群・門前町 中には都市計画区... 続きをみる

  • 河川産出物

    長野市飯綱高原から 河川敷で砂利、庭石等を採取する場合、河川管理者(知事等)の許可が必要ですが、竹や笹などを採取するのにも許可やお金が必要でしょうか。 今回(2006年)、河川産出物の規定(砂利採取法や採石法は別)について調べてみました。 河川法第25条 「河川区域内の土地において土石(砂を含む。... 続きをみる

  • 実家整理

    木島平村のスキー場から 先日、実家の日用品、家電類、家具類、ゴミ類等を業者に撤去処分していただきました。3,4日でできると思っていたら”2週間かかる”との話でした。姉と姪には何日も泊まり込みで事前にかたづけや整理をしていただきました。感謝、感謝。 業者担当者の名刺説明書きをみて一般廃棄物収集運搬の... 続きをみる

  • 栃の実

    中野市から 今から約15年半前に名古屋で研修があったので、徳川美術館に立ち寄りました。徳川美術館は江戸時代にあった尾張藩徳川家関連(徳川御三家)のものを展示してあるところです。 というのは昔、下記文献を読んで徳川義直に興味を持ったからです。古い話ですいません。 文献(長野郷土史研究会機関誌)に初代... 続きをみる

  • 古い地名3

    信濃町から 地名に関する文献を読んでいたら以下の記述がありました。 「東京の古い地名、江戸は河口をあらわすもので、隅田川が東京湾にそそぐあたりをさすものであった。奈良は、現代語の「ならす」につらなる平地をあらわす古語で、いまの奈良市のあたりが広い平地であったために起こった地名である。」 「江戸」と... 続きをみる

  • 木の遺跡

    浅間山のようす。 撮影したのは2007年2月の昔ですが、噴煙を見ると活火山であることを再認識させられます。 文献(野馬久保遺跡Ⅱ)によると 「浅間山は今から1万4千年から1万1千年前にかけて2回にわたる大規模な噴火をし、軽石流(火砕流)を発生させている。平成4年度の寄山遺跡の調査で軽石流により埋没... 続きをみる

  • 舟石

    飯綱町(牟礼村と三水村合併)にある舟石のようす。平成15年当時の牟礼村天然記念物に指定されています。 現地案内板によると 「長径9.6m、短径5.3m、高さ4.3m、岩質輝石安山岩 舟の舳先(へさき)に似た形をしていることからこの巨石は舟石(ふないし)とよばれています。舟石は、数十万年前に起こった... 続きをみる

  • 波の化石

    長野市戸隠の柵(しがらみ)地区にある戸隠地質化石館に展示(2007年)してあった波の跡の化石。漣痕(れんこん)と言うようです。 よく見えづらいかもしれませんが、波状の化石となっています。 当時(2007年)、波がどうして固まったのだろうと疑問に思っていたら、子供が「砂場のあとじゃないの」の声に納得... 続きをみる

  • 雷石

    長野市の七二会(なにあい)郷土歴史資料館前に展示してある石。この石は陣場平山(標高1257m)にあったものを移したものですが、ただの石ではありません。 下記文献によると 「尾根筋にあったこの石は、陣場平山をつくっている約500万年前の安山岩の溶岩でした。方位磁石を近づけてみると、ある部分で磁石の針... 続きをみる

  • 化石海水

    長野市の七二会(なにあい)郷土歴史資料館内に展示してあった化石海水。 ペットボトルに詰められたものが二本あったほか、隣の鍋底には化石海水からとった塩までありました。2007年以前はこの海水の味見までできたそうです。 化石海水という言葉、当時(2007年)初めて耳にしました。いろいろな言葉があるもの... 続きをみる

  • 大字

    中野市から 昔、どうして住所に大字がつくのだろうと思ったことがあります。 大字について、文献では下記のとおり説明しています。 『大字は基本的には藩政時代から明治の市制・町村制まで存続した村であり、新たな町村制における数カ所町村合併による「行政村」の町村と区別するために「大字」が与えられた。そのため... 続きをみる

  • 既存集落(50戸連たん)

    中野市から 今日のプログは、不動産に係る仕事をしている人以外難解でわからないかもしれません。 市街化調整区域内の既存集落において通常「50戸連たん」と呼ばれる規定が全国あちこちにあります。昔、どうして50戸をひとつの集落規模と考えているのか疑問に思ったことがあります。 たとえば長野県の開発審査会運... 続きをみる

  • 記念切手

    野尻湖(信濃町)から 実家を整理していたら小中学生(昭和40年代後半)の頃、集めた記念切手がたくさん出てきました。 昭和48(1973)年お年玉切手が10円だったので物価の水準を感じました。 中には1964年オリンピック東京大会にちなむ寄附金つき郵便切手1~6、国民体育大会シリーズ、国立公園シリー... 続きをみる

  • 受験仲間2

    長野市山間部から 不動産鑑定士三次試験の受験仲間である黒沢氏から本(新版)の贈呈がありました。氏は数多くの本を出版されていて、その執筆量と質に毎回驚かされます。近々、別に1冊出すそうです。 黒沢泰「新版 共有不動産の鑑定評価」プログレス 昔、下記共有不動産の案件を聞いたことがあります。 お金を貸し... 続きをみる

  • 受験仲間

    小川村から 受験仲間(三次試験)で他県において不動産鑑定士をしていたS氏が、鑑定業を休止し、オーストラリアへ短期留学する旨の電話がありました。S氏は今まで世界76国へ行ったほどの旅行好きです。合格後も親しい付き合いをさせていただいてましたから、もう32年になります。 たまにある電話の話が非常に面白... 続きをみる

  • 浸水想定区域6

    長野市戸隠(鏡池)から。 今の時期、晴れの日は絶句します。 水防法の改正が昨年あり、令和4年3月以降、中小河川(洪水予報河川・水位周知河川以外)についても洪水浸水想定区域の指定が全国各地で行われています。 注意したいことに現在あるハザードマップでは、中小河川の洪水浸水想定区域が反映されていないこと... 続きをみる

  • 河川保全区域の範囲

    栄村より 河川法54条3項では河川保全区域の範囲を河川区域の境界から原則50m以内と定めています。しかし、実務上18m以内(長野県)であることが多いと知り、18mという中途半端な数値に疑問に思ったことが昔ありました。 下記文献を読んで10間=18mであることを知り、納得したことがありました。 そう... 続きをみる

  • 隠(かくし)の地名

    長野市戸隠から 先日、戸隠方面へ現地調査に行ってきました。戸隠神社中社近くのそば店で昼食をとりました。ここはそば団子もおいしい店ですが、観光客にあまり知られていないので車が停められました。 その際、飯山市にも千曲川近くに「戸隠」という地名があるのを思いだし、戸隠という地名に興味を持ちました。 文献... 続きをみる

  • 移住(豪雪地帯)

    飯山市から  先日、実家へ行って本や書類の整理を始めました。高校生の頃、神と信じた井上陽水さんやエルトンジョンさんのポスターを見て懐かしさがこみ上げてきました。また、将棋の中原誠全集が書棚にあり、中学生の頃、棋譜を良く並べたことを思いだしました。  小学生6年の時、長野市で開かれた東急将棋まつりに... 続きをみる