土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

ルバーブ

長野市戸隠高原(2010.6)から。古い写真ですが・・・。

~前回の続き~
軽井沢町誌を読んでいたらトマトとルバーブの記載がありました。
---------------
トマトは大正七、八年ころから八百屋で販売されるようになった。当初は毛のはえた青いトマトで、大正十一年(一九二二)ころには赤ナスと呼ばれた赤いトマトへと変わり、日本人避暑客の食卓にも上がった。(略)日本人には馴染みの薄い野菜のルバーブも明治中期に中軽井沢の農家の空地で外国人の要望で栽培され、ルバと呼ばれていた。多年草で、肉食をする外国人には消化のために不可欠であるといわれていた(土屋長平 郷の華 第二集)。
---------------
初期のトマトは毛の生えた青色をしていたようです。
明治時代にルバーブがあったなんて軽井沢らしさを感じました。
<引用・参考文献>
軽井沢町誌刊行委員会「軽井沢町誌 民俗編」,p,256,平成元年

×

非ログインユーザーとして返信する