土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

投石2

白馬村(2010)から

先日、ブログ”投石”で徳川軍が石投げに悩まされた旨の記述を書きました。
詳しくは下記文献にあります。


【武田信玄ひきいる戦国最強の武田軍団には、よく訓練された「石投げ隊」が編成されていました。徳川家康を敗走させた元亀3年(1572)の三方原の戦では、足軽300人で構成された石投げ隊が、陣形が不利とみて開戦を控えようとしていた徳川軍を投石によって挑発。その石に当たって負傷した徳川軍は逆上し、制止命令を無視して武田軍に突っ込んで来ました。信玄はその乱れを冷静に見極めて、徳川軍をさんざんに打ち破ったのです。】


また、同文献に江戸時代、島原の乱(1638年)で小倉藩士として参加した宮本武蔵は投石によって足を負傷したことが書かれています。武蔵の剣も投石には勝てなかったようです。


<引用・参考文献>
戸田藤成「武器と防具 日本編」pp.36-37,新紀元社

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