土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

円形状の位置指定道路

南アルプス(2011.3)のようす。

昔、不動産の調査をしていて、小規模分譲住宅地域にある位置指定道路の行き止まり部分(回転部分・転回広場)が円形状(図1参照)になっていたので驚いたことがあります。


図1のABDE各画地は円形状なので図2に比べ自動車の回転がしやすくなります。当時、回転部分は直線のみと思っていました。なお、図は簡略化しているので隅切りはありません。


位置指定道路は建築基準法(42条1項5号)により道路の長さ(35m超)によって自動車の回転道路(転回広場)が義務づけられています。


図1をみていてラウンドアバウトと発想が一緒のように思えました。
ラウンドアバウト(2019.7.9 土地評価のブログ)
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