土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

2019年9月のブログ記事

  • 所要の補正3

    野沢温泉村から。 前回の続き。 所要の補正で多いのが高圧線下の補正。送電線下地は高さ制限による建築規制があるので減額する根拠になっています。 送電線下地は電圧の大きさ(電気設備技術基準)によって建てられる建物の高さが異なります。 たとえば中部電力では77,000Vの送電線(東京電力66,000V)... 続きをみる

  • 所要の補正2

    千曲市姨捨サービスエリアから。 前回の続き。 所要の補正で多いのは私道(雑種地補正含む)ですが、市町村によって補正率は様々です。 土地評価額 × 5%,10%,20%,30% 全国市町村の固定資産評価事務取扱要領を見ると10%が多いように感じます。 長い商店街通りが私道の場合、面積が大きくなり、3... 続きをみる

  • 所要の補正1

    塩尻市から。 9月25日塩尻市で行われた固定資産評価替え実務研修会(長野県不動産鑑定士協会主催)に参加しました。 講師から「市町村長の所要の補正実施状況」(H30年度における下落修正の結果に関する調べによる)の中で、補正の内容として法律上の規制・制限等に関するものの説明がありました。 急傾斜地⇒急... 続きをみる

  • ぶどう(紅環)

    信濃町から。 先日、地元のぶどう屋さんでベニタマキ(紅環)を試食したらおいしくて。種なしで皮ごと食べられる品種で最近、多く出回っています。 特にシナノパープルや巨峰のようなえぐみがなくて、いいとこ取りしたような感じです。 ただ、少しはえぐみがあるのもブドウらしくていいと思いますが・・・。 これも時... 続きをみる

  • 名刺用用紙

    信濃町から。 名刺用の用紙(マルチカード10面)を購入しました。 マイクロミシンタイプですとまわりの小さな突起が気になるので、サッとはがしてまわりがすっきりなクリアエッジのタイプにしました。1枚につき10面の名刺が印刷でき、25枚あるので6~7年は持ちそうです。 私は名刺の裏に地図ソフトで書いた事... 続きをみる

  • 名刺作成ソフト

    長野市中曽根から。 先週、名刺作成ソフト(名刺倶楽部7)をネットで購入(5,000円弱)しました。 名刺倶楽部はバージョン5から使っていますから、かれこれ10年くらいのつきあいです。使い勝手も前と一緒でほっと。 このソフトは印刷の際1mm単位で位置調整できることと、背景となるテンプレートの豊富なこ... 続きをみる

  • 写真編集ソフト

    坂城町から。  日頃、写真の編集加工のソフトは、フォトショップエレメンツ12を使っています。エレメンツ3からですので長いつきあいです。シャープ機能が気に入っていて、昔はシャープの度合いを自分で設定してましたが、今は自動シャープ機能がついていて楽になりました。  仕事柄、簡単な補正で十分なため6~7... 続きをみる

  • 古いハードディスク

    長野市信州新町から。 先日、バックアップ用のハードディスクを購入しようと思い、古いハードディスクやUSBを整理しました。 30数年前に買った5MBの外付けハードディスクも残っていました。箱形で重くて。当時、ハードディスクは高価で1MBあたり1万円しました。画像や写真を扱わないので文書の保存では5M... 続きをみる

  • 64ビット

    長野市信州新町から。 7月に買ったパソコン2台はwindows10の64ビット版がインストールされていますが、2台ともオフィス(ワード・エクセル・パワーポイント等)は32ビット版が入っています。 現在、業務用のソフトはオフィス32ビット版でないと使えませんが、来年あたり64ビットでないと使えなくな... 続きをみる

  • 水道配管3

    野沢温泉村から。 水道配管で近年多いのは軟質プラスチック管=ポリエチレン管(PE・PEP)です。 耐食性、かつ、耐震性があり、阪神淡路大震災以降、急速に普及しています。 前回、水道配管でDCIPは広い道路に埋設されることが多いと書きましたが、地域によって幅員3mや4m道路にも多く見られることがあり... 続きをみる

  • 水道配管2

    野沢温泉村から。 水道配管図の広い道路(国道、県道など)にはDCIP(鋳鉄管)の記号(管種)が多く見られます。 鋳鉄管には古い鋳鉄管(CIP)やダクタイル鋳鉄管(DCIP,DCP,DIPなど)があります。 古い鋳鉄管は衝撃に弱く破裂する事故が全国(釧路沖地震等)で多発しました。たとえば平成12年に... 続きをみる