土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

2021年10月のブログ記事

  • 国土調査4

    飯綱町から 先週、実家の土地に関して地籍調査事業の最終段階の「本閲覧」に役所へ行ってきました。 本閲覧では1筆ごとに土地の形状、地目、面積、分合筆等の確認になります。 昨年、境界確認と地目変更の調査の立会いをしてきましたので、本閲覧が所有者にとって最終的に法務局へ変更登記するための最後の確認作業と... 続きをみる

  • ジャズロック

    信濃町から 先週、大好きなロックバンド「スティーリー・ダン」がライヴアルバム『Northeast Corridor: Steely Dan Live!』を発売(2021/9)しているのを知りました。前回のライブアルバムが1995年アライヴ・イン・アメリカですから26年ぶりになります。 2017年に... 続きをみる

  • 土地地番前につく「甲乙」「番外」

    中野市梨久保から。10年前の写真ですが・・・。 不動産登記上、土地地番の前に「甲乙」や「番外」といった文字がつくことがあります。 例1:大字〇〇字〇〇甲842番 例2:大字〇〇字〇〇乙842番 例3:〇〇丁目番外842番 これは、同一大字に同一地番が複数ある場合等に区別する必要があることからつけら... 続きをみる

  • 建蔽(けんぺい)率

    長野市山間部から。 地方では第1種住居地域の建蔽率は60%に指定されている箇所が多く見られます。 一方、都会では80%に指定されていることがあります。 前に、文献を読んでいたら建蔽率が60%や80%に指定されている理由が記載してあり、感心したことがありました。 「②建ぺい率制限(建築基準法53条)... 続きをみる

  • 落語

    上田市菅平高原から。 先日、柳家小三治さんが亡くなられました。ご冥福をお祈りします。 ニュースによれば心不全で亡くなられたとか、そういえば私の父や祖父も心不全でした。 昔(約35年前)、東京の池袋演芸場によく通っていた時期があって、小三治さんの落語が楽しみでした。私が笑っている時、ふと小三治さんと... 続きをみる

  • 登記能力のある建物

    信濃町から 先日、専門書を読んでいたら「登記能力のある建物」の下記設問記載がありました。 35 広い土地にある3.3平方メートルの物置を登記することの可否 問 面積が300平方メートルの宅地造成地の一部に、定着性、用途性のある3.3平方メートルの物置がある場合,この物置を主たる建i物として表題登記... 続きをみる

  • エムウェーブ

    信濃町の野尻湖から 先日、長野市誌を読んでいたら「エムウェーブ」に関する記述がありました。 「平成九年、北長池(約半分は大豆島地区)の長野須坂インター線沿いにスピードスケート会場関連施設「エムウェーブ」が完成。その北側に道を隔てて報道関係者宿泊施設として「メディア村」ができた。エムウェーブは400... 続きをみる

  • 猪垣

    長野市山間部から。 先日、愛読書「長野県の地名」を読んでいたら興味深い記載がありました。 「たとえば、宮田村周辺の場合、江戸時代の文化年間に(1804~1818)春近郷八か所が共同して、木曽山脈の山麓線に接して延々6キロにもわたって図のような「鹿垣」が設置されました。このような大規模な工事まで行っ... 続きをみる