土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

2019年11月のブログ記事

  • 神戸(ごうど)のイチョウ

    飯山市神戸(ごうど)のイチョウの木。 昭和37(1962)年、長野県天然記念物に指定されました。 高さ36mもあり、樹齢500年超と伝えられています。 県内でも遅い時期(撮影11/29)まで色づいています。 イチョウの呼び方について文献(樹木)に説明があります。 「中国原産で僧侶が持ち帰ったとも。... 続きをみる

  • 野沢菜2

    野沢温泉村から。 この時期、長野県北部のスーパーによっては干した「柿の皮」が売っています。 というのも野沢菜を漬けるのに柿の皮を使うことがあるからです。 家内に”りんごの皮も使う家がありますよ”と言われて驚きました。 皮を入れると味がまろやかになるとか。 下記サイトには 「野沢菜漬には、浅漬と古漬... 続きをみる

  • 排水機場

    中野市から。 先日、水害にあったリンゴ屋(小布施町)さんが店を再開したので行ってみました。浅川排水機場近くで国道18号沿いの店は床上約2.5mまで浸水したとのこと。天井下の棚に扇風機を置いてまだ乾かしていました。 千曲川沿いの果樹園は全滅でしたが、自宅裏や中野市延徳の果樹園は大丈夫だったとのこと。... 続きをみる

  • 野沢菜

    飯山市「道の駅」で売っていた野沢菜。 4kg束や5kg束のものが並べられています。 仕事帰りに4kg束を5個買いました。 前に軸がだいぶ太いものを買って、こわかった(堅かった)ことがあり、それ以来、あまり太くないものを選ぶようになりました。 白菜と野沢菜を交配した品種は値段が安く味もそれほど変わら... 続きをみる

  • 地図・公図2

    飯綱町(R1.10撮影)より。 前回のつづき。 登記所(法務局)に備え付けられている地図・公図(H30.4.1時点)は全国でどのくらいあるのでしょうか。下記文献に説明があります。 「登記所備付地図・公図」 1 国土調査法に基づく地籍調査(主に地方自治体が実施)により作成された地籍図     ⇒ 約... 続きをみる

  • 地図・公図

    大町市より。 昨年、新たに法務局が作成した地図の評価ポイント(地価調査)がありました。 登記所(法務局)には地籍調査や土地区画整理事業などによって作成された地図や公図などの図面が備え付けられています。現在、長野県では地籍調査事業が大幅に滞っている市町村が多い中、法務局が作成した地図事業の実施範囲が... 続きをみる

  • 浸水想定区域5

    大町市より。 前回のつづき。 湖も洪水予報河川の場合、浸水想定区域が設定されます。 例えば諏訪湖や琵琶湖は沿岸が浸水想定区域に指定されています。 滋賀県草津市は平成18年に建築物の浸水対策に関する条例を制定しました。 この条例では一般建築物や特定建築物(公共施設・避難所等)の建築にあたっては分電盤... 続きをみる

  • 浸水想定区域4

    白馬村より。 前回の続き。 災害危険区域を指定できない都会での水害対策は、浸水対策要綱を定め建築確認申請と併せて浸水対策内容の届出による方法、都市計画法を変更して高床化(助成制度含む)を進める方法などがあります。 ■浸水対策要綱 東京都世田谷区、杉並区、新宿区は浸水対策要綱を定め、防水板の設置、排... 続きをみる

  • 浸水想定区域3

    白馬村から。 浸水想定区域内に建築規制があるのでしょうかという質問を昔、受けたことがあります。 通常、浸水想定区域には建築規制がかからないので災害危険区域(建築基準法第39条)を指定して、災害からの安全確保を目的に、区域内の建築用途・構造制限を行うことがあります。 水害対策の建築規制として多いのは... 続きをみる

  • 浸水被害軽減地区

    須坂市鮎川より 平成29年水防法の改正により、浸水想定区域内に浸水被害軽減地区(注)が指定できることになりました。 (注)「浸水被害軽減地区」とは、平成29年6月水防法の改正により、洪水浸水想定区域内で、浸水の拡大を抑制する効用があると認められる輪中堤等の盛土構造物、自然堤防等を、水防管理者が指定... 続きをみる

  • 浸水想定区域2

    飯山市の皿川(さらがわ)決壊現場付近から。 盛土してビニールシートで覆ってありました。 皿川(一級河川)は千曲川の支流ですが、小さい河川(河川延長3,815m)のためか水防法の浸水想定区域は設定されていませんでした。 浸水想定区域は洪水予報河川(国土交通大臣指定)や水位周知河川(都道府県知事指定)... 続きをみる