土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

2019年10月のブログ記事

  • 台風19号被害3

    小布施町にある千曲川河川公園の大洪水水位標。 前にもブログ(2019/06/12水位標)で紹介していましたが、泥だらけになっていますので当面の間、公園は利用できそうもありません。 心配なのが来年。千曲川は連年で大水害が起きていることがあるからです。 昭和33年9月洪水-61年前 昭和34年8月洪水... 続きをみる

  • 台風19号被害2

    千曲川(栄村)のようす。 護岸があちこち崩壊していました。 10月18日は長野県最北端の栄村へ。ニュースにはなりませんが栄村も台風19号の影響で千曲川沿岸の数戸が床上・床下浸水の被害に遭っていました。 長野県北信地区では飯山市や千曲市でも多大な被害が発生しました。 <飯山市> 飯山市によると千曲川... 続きをみる

  • 台風19号被害

    千曲川(長野市)のようす。 河川敷のリンゴの木が泥をかぶっています。乾かしたら食べられるような気がしますが、リンゴは洪水にあうと根元に泥水が入り込み食べることはできません。中に黒い筋が入り、腐るためジュースにもなりません。 この度の災害に際し、心よりお見舞い申し上げます。皆様方の一日も早いご復興を... 続きをみる

  • 色々なリンゴ

    野沢温泉村上ノ平スキー場から。10月20日頃から2~3km先の道路が閉鎖されますので自動車で来られなくなります。 販売しているリンゴの種類が増えてきました。今週初めにリンゴ屋さんで「秋映(あきばえ)」「千秋(センシュウ)」「新世界」を購入、紅玉はおまけで6個ほどもらいました。リンゴ屋さんの話だとこ... 続きをみる

  • 「イロハ」が入る古い土地地番2

    飯山市から。赤い橋が映えます。 イロハの片仮名がついている土地地番をたまにみかけます。  現在の規定(不動産登記法)では片仮名が地番につくことはありません。 ”どうしてイロハがつくのか”、下記文献に説明があります。 「また、この地番に関連して符号という用語が使用されるが、この符号は分割するという意... 続きをみる

  • 所要の補正6

    野沢温泉村から。 スタカ湖(標高約1300m弱)から、ここにはキャンプ場があります。 前回の続き(所要の補正の最後)。 所要の補正として風致地区の補正率を定めている市町村が少しあります。 これは風致地区内で行われる建築物の建築は、実質的な建築制限等があり、土地利用に制約を受けるためです。 風致地区... 続きをみる

  • 所要の補正5

    千曲川の対岸は飯山市。 前回の続き。  がけ地に接する土地が急傾斜地崩壊危険区域に指定されている場合、土地評価額を減額(所要の補正)することがあります。補正率はがけ地補正率を準用したり、独自に定めた面積割合に応じて補正したり、面積にかかわらず一律補正したりする市町村があります。  急傾斜地崩壊危険... 続きをみる

  • 所要の補正4

    野沢温泉村から。 前回の続き。 所要の補正の表(ブログ所要の補正1参照)をみて驚いたのは津波災害警戒区域の補正を実施している市町村があったことです。 下記サイトによると 「津波災害(特別)警戒区域」は、「津波防災地域づくりに関する法律」に基づき、県知事等が指定できるものであり、以下の区域があります... 続きをみる