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不動産鑑定士の日々

公用文作成

生坂村山清路(さんせいじ)から(2010)。

今年発売の一太郎2023案内書を見ていたら、次の言葉に引っかかりました。
「70年ぶり改定の新しい公用文ルールに対応」


新しい「公用文作成の考え方」がでていることを知りませんでした。


早速、文化庁の「公用文作成の考え方」を読んでみました。
これは改定された公用文作成において言葉、句読点や括弧の使い方が示されています。


下記の記載(「公用文作成の考え方」抜粋)に少し驚きました。
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Ⅰ 表記の原則
1~3(略)
4 数字を使う際は、次の点に留意する
ケ 算用数字を使う横書きでは、「〇か所」「〇か月」と書く(ただし、漢数字を用いる場
合には「〇箇所」「〇箇月」のように書く。)。
例)3か所 7か月 三箇所 七箇月
5 符号を使う際は、次の点に留意する
(1)句読点や括弧の使い方
ウ 括弧は、()(丸括弧)と「」(かぎ括弧)を用いることを基本とする。()や「」の中に、更に()や「」を用いる場合にも、そのまま重ねて用いる。
例)(平成 26(2014)年) 「「異字同訓」の漢字の使い分け例」
(略)
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私は次のように記載していました。ただ、括弧「」の中の括弧『』の記載については昔、論文の書き方関連の本にありました。
・「〇か所」を「〇ケ所」
・「「異字同訓」の漢字の使い分け例」を「『異字同訓』の漢字の使い分け例」


<引用・参考文献>
公用文作成の考え方(建議)
(付)「公用文作成の考え方(文化審議会建議)」解説
令和4年1月7日・文 化 審 議 会
<参考サイト>
文化庁 「公用文作成の考え方」について(建議)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/93650001_01.html

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