白馬村二股橋(2021.5.6)より。写真を追加しました。 白馬村の中で一番好きな場所です。 「イロハ」が入る古い土地地番を今でも見かけることがあります。 現在の不動産登記事務取扱手続準則第67条1項9号には「地番の支号には、数字を用い、支号の支号は用いない」とされていて、2項で「登記官は、従来... 続きをみる
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中野市梨久保から。 郊外や山間部の土地に”甲乙”が入った古い土地地番をまれに見かけることがあります。 例えば842番甲、842番乙のように。 これはどうしてでしょうか。 文献に 「2 脱落地の付番方法 土地台帳・公図上の地番として,「3番甲,3番乙」の記載を見受けることがある。 これは,脱落地につ... 続きをみる
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高山村から。川底が赤いのは川の酸性が強いためで大昔から魚が1匹もいません。 リゾート地の不動産広告に 最近は 「〇〇駅より徒歩20分、車10分」「〇〇駅より1600m、車10分」のように所要時間が併記されている物件を多くみかけます。 逆に「〇〇駅より車10分」というような単独表示は少なくなりました... 続きをみる
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飯山市から。赤い橋が映えます。 イロハの片仮名がついている土地地番をたまにみかけます。 現在の規定(不動産登記法)では片仮名が地番につくことはありません。 ”どうしてイロハがつくのか”、下記文献に説明があります。 「また、この地番に関連して符号という用語が使用されるが、この符号は分割するという意... 続きをみる
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小川村から。 下記文献によると 昭和41年3月31日までは尺貫法による計算単位を用いて登記簿の土地の面積及び建物の床面積(以下「面積等」をいう。)を表示していましたが、同年4月1日以降はメートル法により面積等を表示することになりました。 2 尺貫法からメートル法への換算方法等について (1)尺貫法... 続きをみる
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東京都大田区(2015.3)の多摩川堤防付近から 撮影地からほど近い所で若い頃(23歳)、アルバイトをしていたので懐かしくなって2015年3月に訪れました。資格試験を何年も勉強中の孤独な若者でした。 堤防を歩いていたら洪水や地震に強いと言われる高規格堤防特別区域の看板がありました。 <高規格堤防(... 続きをみる
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長野県麻績(おみ)村から。 飛地(とびち)になっている土地をたまに見かけることがあります。特に洪水で川の流れが変わったためか千曲川沿岸には数箇所みられます。 文献に 「4 飛地 地租改正作業前の旧幕時代は,土地を対象として課税していたのではなく,農民を対象として課税していたものである。そこで,甲... 続きをみる
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中野市から。 千曲川の蛇行がいい感じです。 山間部の山林に「めがね地」と呼ばれる土地をまれに見かけることがあります。 文献に 「3 めがね地 公図上の道路・水路等をはさんで存在する一筆の土地を,登記実務上,「めがね地」と言っている。道路,水路等を隔てて存在する二つの土地が同一地番であること,つまり... 続きをみる
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長野市大岡村(2016.5)から 江戸時代、鬼無里地区(現長野市)から松代藩(真田藩)へ献上した品々の記述が文献(鬼無里村史)にありました。 1 御用蕨 殿様食用のワラビの塩漬を献上、桶や塩は松代藩から送られてきました。 漬け終わると人足61人で運んだそうですから大変な量(桶13個分)だったようで... 続きをみる
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小川村(2015.4.27)から 先週、固定資産税評価における地方公共団体の固定資産評価事務取扱要領に、宅地、雑種地のほか農業用施設用地も高圧線下地補正(所要の補正)の対象になると記載されていたので少し驚きました。 高圧線下地には中高層の建物が建てにくい、又は建てられない建築制限があり、心理的要因... 続きをみる
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飯綱町(2015.3)から 市町村の固定資産評価事務取扱要領(固定資産税評価)に「所要の補正」として「横断歩道橋に沿接する土地」を定めていることがあります。また、立体交差する跨線橋に隣接する地区にある一定の範囲内の土地について「跨線橋補正」を定めていることがあります。 横断歩道橋が設置されると間口... 続きをみる
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南アルプス(2011.3)のようす。 昔、不動産の調査をしていて、小規模分譲住宅地域にある位置指定道路の行き止まり部分(回転部分・転回広場)が円形状(図1参照)になっていたので驚いたことがあります。 図1のABDE各画地は円形状なので図2に比べ自動車の回転がしやすくなります。当時、回転部分は直線の... 続きをみる
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長野市安茂里小市(2012.3.31撮影)から。 当時、看板を見て巨大な用水路が国道19号や犀川の下を通っていたので驚きました。 県内にある国道の幅員等を調査する時、国道事務所や建設事務所(三桁国道)へ行って道路台帳を閲覧します。建設事務所と違って国道事務所ではコピーができないので写真撮影をしてい... 続きをみる
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飯山市(2014.5.2)から 飯山市には変わった古い地名(諸説あり)があります。 たとえば戸狩(とがり)=鳥狩で狩場の意、秋津(あきつ)=日本の古名である蜻蛉洲(あきつ)に由来など。 また、小佐原(こざわら)の地名は、付近を流れる皿川(さらがわ・一級河川)の字名たる小皿が語源であったことを知り、... 続きをみる
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長野市中条御山里(みやまさ)から(2010.11)。 下の写真は”お菜取りツアー”に参加(2010.11.21)したときのもので野沢菜をたくさん取りました。たしか40kgほど。 古い文献(下記引用)を読んでいたら江戸時代(1842年)、早出し野菜の出荷を禁止する御触書(文書・長野市入山地区)が幕府... 続きをみる
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木島平村から。 小布施町を流れる千曲川の河川敷には「〇〇ノ起」の地名がみられます。 たとえば、「午(うま)ノ起」「戌(いぬ)ノ起」「巳(み)ノ起」などなど。 文献(信濃の巨流千曲川)に下記記述がありました。 ------------ 小布施橋を西へ渡りきった左岸の地籍を「寅之起(とらのおき)」とい... 続きをみる
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野沢温泉村から。 根曲がり竹の季節、野沢温泉村は根曲がり竹の瓶詰め生産が盛んです。 下記サイト(旬の食材百科)によると 「姫竹や根曲がり竹と呼ばれているものはいずれも同じチシマザサ(千島笹)の若竹の事です。信越から東北にかけては「根曲がり竹」と呼ばれることが多く、山陰地方などでは 「姫竹(ひめたけ... 続きをみる
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小川村(2012.11.16)から 先日、不動産の「番地」の記載について同業者から質問を受けました。 登記事項証明書の土地の所在には「地番」、建物の所在には「番地」が使われています。 土地には「地番」を使いますが、「番地」の表現は使いません。 たとえば下例の建物所在は「〇〇〇1番地2」であって「〇... 続きをみる
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飯綱町(2015.3)から 歴史小説が好きでよく読みました。最近は読まなくなりましたが・・・。 昔、文献「一刀斎忠臣蔵異聞」を読んで驚いた箇所があります。 ----------- 討入りのあとで、幕府から目付二名が実検役として吉良邸におもむいたが、その時の記録によると上野介の死骸には、五カ所の向う... 続きをみる
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小川村(2011.11)から。 住宅の一部に店舗が併設されている建物=併用住宅は、居住部分の割合(注)によって固定資産税が異なります。たとえば1階店舗、2階住宅(居住部分の割合40%)の建物があった場合、住宅用地の率は50%として軽減措置が受けられますが、住宅の割合が20%(1/4未満)の場合は、... 続きをみる
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飯綱町(2010.9)から。 千曲川の古い堤防地(昭和以前に造られた堤防)に「土手」「土堤」の字名が見られます。 たとえば千曲川周辺には土堤外、土手外、土手南、土手外西沖、村北堤防合、道木堤など堤防を示す地名が数多くあり、沿岸住民が洪水を防ぐ目的で造った跡がうかがえます。 堤防の内と外は、河川側(... 続きをみる
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麻績村(2013)から 地名に関する文献を読んでいると「〇〇田」という地名が多くみられます。 用水開発者の名前をつけたり(例:権兵衛田)、地形や地質の特徴を表したり(例:狭間田)することがあります。 文献(佐久地方の地名と語源)によると〇〇田には下記の説明があります。 神田=神社の所有田(佐久市)... 続きをみる
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