土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

土地評価のブログの人気ブログ記事

  • 「イロハ」が入る古い土地地番

    白馬村二股橋(2021.5.6)より。写真を追加しました。 白馬村の中で一番好きな場所です。 「イロハ」が入る古い土地地番を今でも見かけることがあります。  現在の不動産登記事務取扱手続準則第67条1項9号には「地番の支号には、数字を用い、支号の支号は用いない」とされていて、2項で「登記官は、従来... 続きをみる

  • 「甲乙」が入る古い土地地番

    中野市梨久保から。 郊外や山間部の土地に”甲乙”が入った古い土地地番をまれに見かけることがあります。 例えば842番甲、842番乙のように。 これはどうしてでしょうか。 文献に 「2 脱落地の付番方法 土地台帳・公図上の地番として,「3番甲,3番乙」の記載を見受けることがある。 これは,脱落地につ... 続きをみる

  • 公図の色

    長野市山間部(芋井)から。 昔、和紙の公図に道は赤色、水路は青色といった色が付けられていました。 文献に 「(9)公図に掲げられた凡例(和紙原図) 道…………赤色  水路………水色  田………黄色 畑…………薄茶色 宅地………薄い赤色(桃色) 原野………黄緑色 山林………緑色 公図上の赤色,水色の... 続きをみる

  • 立体駐車場の登記

    大町市(2021.5.6)より。写真を追加しました。  前に下記のような立体駐車場の建物登記(平成21年新築)を見かけました。昔は、パチンコ店や遊園地に併設されている立体駐車場(自走式)は登記できませんでしたが、現在は一定の要件を満たせば登記可能となっています。  文献(Q&A表示に関する登記の実... 続きをみる

  • 不動産広告4(車の所要時間)

    高山村から。川底が赤いのは川の酸性が強いためで大昔から魚が1匹もいません。 リゾート地の不動産広告に 最近は 「〇〇駅より徒歩20分、車10分」「〇〇駅より1600m、車10分」のように所要時間が併記されている物件を多くみかけます。 逆に「〇〇駅より車10分」というような単独表示は少なくなりました... 続きをみる

  • 「イロハ」が入る古い土地地番2

    飯山市から。赤い橋が映えます。 イロハの片仮名がついている土地地番をたまにみかけます。  現在の規定(不動産登記法)では片仮名が地番につくことはありません。 ”どうしてイロハがつくのか”、下記文献に説明があります。 「また、この地番に関連して符号という用語が使用されるが、この符号は分割するという意... 続きをみる

  • 建物の種類(登記)

      写真は長野市山間部から。昔、ホームページに掲載していたものです。 1階店舗、2階居宅として利用されている登記上の建物の種類は?  1階店舗(100㎡)、2階居宅(50㎡)として利用されている場合の建物種類(不動産登記法)の記載は、不動産登記規則第113条2項から「店舗・居宅」となります。これが... 続きをみる

  • 坪、平方メートルの換算

    小川村から。 下記文献によると 昭和41年3月31日までは尺貫法による計算単位を用いて登記簿の土地の面積及び建物の床面積(以下「面積等」をいう。)を表示していましたが、同年4月1日以降はメートル法により面積等を表示することになりました。 2 尺貫法からメートル法への換算方法等について (1)尺貫法... 続きをみる

  • 古い家屋番号

    飯山市より。写真を追加しました。 土地地番と全く一致しない家屋番号が付された建物をまれにみかけます。 通常、長野市北尾張部842番(土地1筆)に建物がある場合、 土地の地番:842番 → 建物の家屋番号:842番 ですが、昭和35年以前に新築された古い建物がありますと家屋番号が土地の地番と一致しな... 続きをみる

  • 鉱泉地の枯渇

    安曇野市(2009.4)から。 廃線跡は遊歩道として整備されています。 昔、鉱泉地(源泉)に係る相談を受けたことがありました。 固定資産税評価の鉱泉地とは文献(固定資産評価基準解説)に下記説明があります。 「1 鉱泉地の意義 鉱泉地とは、「鉱泉(温泉を含む。)の湧出口及びその維持に必要な土地」(不... 続きをみる

  • 建物階層

    安曇野市(2009.2)から。 建物調査において、屋根裏の小屋があるのに登記されていない場合、階層に含めるかどうか悩むことがあります。 例えば、登記上木造2階建ですが、屋根裏に部屋があり物置として利用している場合に3階建にするか否か。 準則では下記のように規定しています。 不動産登記事務取扱手続準... 続きをみる

  • 古い地名6(川)

    栄村秋山郷(2007.8)から。 この周辺(切明温泉)は、秘境で天然手堀り温泉ができる場所として知られています。 昔、現地調査した土地周辺に「大曲」という字名があり、地域誌に”近くの川の流れが蛇行して大きく曲がっていた箇所”と記載されていました。 現在の川は直線になっているので”えー、ここまで曲が... 続きをみる

  • 記名共有地

    木島平村から 記名共有地という土地があります。 文献(公図の研究)によると 「公図と所有者・地番・所在不明土地など登記簿・登記記録の所有者欄の変更が長年にわたり行われず、相続の繰り返しや法人の消滅などによって現在の所有者や法人代表者が不明となっている場合がある。 (一)記名共有地 いわゆる記名共有... 続きをみる

  • 河北菜

    飯山市「道の駅」で売っていた河北菜(かほくな)。 茎は”チンゲンサイ”、葉は”小松菜”のようで、チンゲンサイと小松菜のかけあわせです。 店員さんの話によると最近、漬物にする人が多いそうです。 下記サイトによると ・株張りが良く、収量性が抜群です。 漬物の種類も増えてきました。 また、交配品種をよく... 続きをみる

  • 高規格堤防(スーパー堤防)

    東京都大田区(2015.3)の多摩川堤防付近から 撮影地からほど近い所で若い頃(23歳)、アルバイトをしていたので懐かしくなって2015年3月に訪れました。資格試験を何年も勉強中の孤独な若者でした。 堤防を歩いていたら洪水や地震に強いと言われる高規格堤防特別区域の看板がありました。 <高規格堤防(... 続きをみる

  • 建物の種類4

    長野市(2009.5)から 。古い写真ですが・・・。 昨年、建物の種類が「詰所」になっている登記をみかけました。新築年月日が記載されていなかったので登記は相当古い時期にされたものと思われます。 工事や建築現場におけるプレハブの「飯場(はんば)」や「詰所」のように、その建造物の果たす目的が終了すれば... 続きをみる

  • 献上品(江戸時代)

    長野市(2014.5)から 昔、郷土史研究会の文献をみていたら江戸時代の信州諸大名が将軍に献上した品に驚いたことがあります。 文献(括弧が引用)によると 「安政六年(1859)刊の『武鑑』(ぶかん)によって、信州諸大名の、献上・拝領の品を調べてみた。(略)図版2は参府(参勤交代で江戸に出た時)の献... 続きをみる

  • 道路の重複認定

    長野市(2014)より。写真を追加しました。   昔、自分のホームページにあったブログをいくつか紹介します。  前に県道と市道が重複して認定されている路線を見かけました。  路線の重複については道路法第11条に規定があり、どちらが道路管理者になるかが定められています。確かに道路を折半して管理すると... 続きをみる

  • 地番のコンマ2

    中野市(2020.11.20)から <ハイフン> 登記実務において「建物が所在する複数の地番を区切る場合は、コンマ「,」ではなく読点(とうてん)「、」を使用する。」という決まりがあります。 例:長野市〇〇2024番地11、2024番地12 上記でコンマを使った文書をよくみますし、私自身使っています... 続きをみる

  • 川の読み方

    小諸市の小諸城跡から 石垣と八重桜のコントラストがいいですね。また、立派な石の大きさに驚きました。 河川の読み方がわからないことがよくあります。 昔、中野市の美沢川(よしざわがわ)や佐久市の鹿曲川(かくまがわ)の読み方を聞かれてわからず、恥をかいたことがありました。 土砂災害警戒区域及び土砂災害特... 続きをみる

  • 相撲追善碑

    山ノ内町から(2008.3) 飯山市蓮の飯駒にある追善碑(昭和2年8月建立,2008.3撮影) 2008年2月、高校クラブの先輩と歴史の話になったとき「知ってる?飯山出身の有名力士を?」と言われ、「先輩、飯山に関取がいるはずがないでしょう」と思わず。 それに先輩が「秋津に記念碑まで建っているよ」と... 続きをみる

  • 河川管理用道路

    信濃町より 実務上、公共の道路認定のない河川管理用道路にのみ面する土地に建物が建っていることがあります。 河川管理用道路は幅員が4m以上あったり、所有者が公共であったりしても建築基準法上の道路に該当しないことがあります。ただし、市町村の道路認定を受けていれば建築基準法上の道路として取り扱われます。... 続きをみる

  • 囲み堤3

    千曲川(須坂市)のようす。 また、ブログ囲み堤1で紹介した地蔵尊と堤防の写真です。 土手を見ると昔の人の苦労が伝わります。 囲み堤を調べていたらサイト(北陸地方整備局)に堤塘(ていとう)の記述(引用)がありました。 -----------  村囲堤とは、氾濫による被害をさらに回避するため、集落周辺... 続きをみる

  • QGISソフト3

    飯田市(2018.3)から 先月、地価調査基準地(2023.7.1)の地価データをダウンロードしてQGISに取り込みました。しかし、小さな点が表示(●)されているだけなので見逃すおそれがありました。そこで●の上に「長野9-2」の表示がしたいと思い、QGISのラベル結合を勉強しました。 レイヤのプロ... 続きをみる

  • 住宅用地の軽減措置

    高山村(2009.11)から。 昔、”老朽化した空き家住宅でも固定資産税の軽減措置はあるのでしょうか”の相談を受けたことがあります。 地方税法に規定されている住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税の「住宅用地の軽減措置(課税標準の特例)」の適用を受けるには、「住宅の認定」を受ける必要があります。... 続きをみる

  • 地層の変化

    小川村(2012.11)から。 仕事でボーリング調査による柱状図をみることがあります。柱状図には深度によって地層の状況が記載されています。 たとえば深度3~17.5mはシルト質粘土(N値4~7)、深度18~20mはシルト質砂レキ(N値50)のように。一般的にN値(標準貫入試験値)が小さいと地盤は軟... 続きをみる

  • 道路の重複認定3

    長野市(2012.12)から 前に役所で”広域農道が市道に認定された場合、農道ではなくなります。”と言われたことがあります。それまで県道と市道の重複指定のようなことが広域農道でもあるのかなと思っていました。 広域営農団地農道整備事業=広域農道事業により広範囲な地域において、農業生産等を効率的に運営... 続きをみる

  • 古い地名2

    飯山市から 長野市に「川中島町御厨」という地名があります。インターネットがない時代に「御厨」の読み方がわからなかったので文献(長野県の地名)で調べたことがありました。その文献には富部御厨(とんべのみくりや)の下記説明がありました。 「吾妻鏡」文治2年(1186)3月の乃貢未済庄々注文の中に「富部御... 続きをみる

  • 「飛地」になっている土地

    長野県麻績(おみ)村から。 飛地(とびち)になっている土地をたまに見かけることがあります。特に洪水で川の流れが変わったためか千曲川沿岸には数箇所みられます。 文献に 「4 飛地  地租改正作業前の旧幕時代は,土地を対象として課税していたのではなく,農民を対象として課税していたものである。そこで,甲... 続きをみる

  • 「めがね地」と呼ばれる土地

    中野市から。 千曲川の蛇行がいい感じです。 山間部の山林に「めがね地」と呼ばれる土地をまれに見かけることがあります。 文献に 「3 めがね地 公図上の道路・水路等をはさんで存在する一筆の土地を,登記実務上,「めがね地」と言っている。道路,水路等を隔てて存在する二つの土地が同一地番であること,つまり... 続きをみる

  • 鉱泉地の深さ

    長野市(2020.11)から 源泉(温泉)を掘削するのには温泉法3条により知事の許可が必要です。 長野県では温泉法の規定によりその権限に属された事項を調査審議するため、環境審議会温泉審査部会(長野県環境基本条例により)が設置されています。 その審議録(長野県サイト公表)を読んでみました。 新規掘削... 続きをみる

  • 献上品4(江戸時代)

    長野市大岡村(2016.5)から 江戸時代、鬼無里地区(現長野市)から松代藩(真田藩)へ献上した品々の記述が文献(鬼無里村史)にありました。 1 御用蕨 殿様食用のワラビの塩漬を献上、桶や塩は松代藩から送られてきました。 漬け終わると人足61人で運んだそうですから大変な量(桶13個分)だったようで... 続きをみる

  • QGISソフト2

    長野市戸隠から(2016.3) やや慣れてきたQGIS(キュージーアイエス / キュージス)ソフトを使い、国土地理院の地形図に各データ(用途地域・登記所備付地図データ・土砂災害警戒区域など)を取り込みました。あまりデータを詰め込むと地図がごちゃごちゃするので必要最低限にしています。 最初にレイヤ(... 続きをみる

  • 水路介在土地

    小川村(2009.10.13)から。 先日、都市計画法における開発行為関連書類を整理していたら水路介在土地の案内書(行政)が出てきました。だいぶ前の書類でしたが、昔、水路幅1m以下は建築基準法第43条ただし書きの許可がいらない特定行政庁(建築主事を置く地方公共団体)がありました。 背景に地方都市で... 続きをみる

  • 登記能力のある建物

    信濃町から 先日、専門書を読んでいたら「登記能力のある建物」の下記設問記載がありました。 35 広い土地にある3.3平方メートルの物置を登記することの可否 問 面積が300平方メートルの宅地造成地の一部に、定着性、用途性のある3.3平方メートルの物置がある場合,この物置を主たる建i物として表題登記... 続きをみる

  • ソーラーパネルぶき

    長野市鬼無里の展望台より 5,6年前、建物の構造が下記記載の登記を見かけました。 当時、屋根の種類がソーラーパネルなので変わっていると思いました。 木造ソーラーパネルぶき2階建 専門書(新版Q&A表示に関する登記の実務)では次のとおりに説明しています。 【問】最近,建物の屋根に太陽光発電装置(ソー... 続きをみる

  • 三角地補正率

    立科町(2011.7)から。 今日の話題は不動産鑑定士や土地評価にたずさわっている人でないと意味がわからないかもしれません。 三角形をした土地の補正について土地価格比準表(地価調査研究会編著)では不整形と別に項目を設け補正率を定めていますが、相続税財産評価基準や固定資産評価基準では三角地補正率表の... 続きをみる

  • 浸水想定区域3

    白馬村から。 浸水想定区域内に建築規制があるのでしょうかという質問を昔、受けたことがあります。 通常、浸水想定区域には建築規制がかからないので災害危険区域(建築基準法第39条)を指定して、災害からの安全確保を目的に、区域内の建築用途・構造制限を行うことがあります。 水害対策の建築規制として多いのは... 続きをみる

  • 浸水被害軽減地区

    須坂市鮎川より 平成29年水防法の改正により、浸水想定区域内に浸水被害軽減地区(注)が指定できることになりました。 (注)「浸水被害軽減地区」とは、平成29年6月水防法の改正により、洪水浸水想定区域内で、浸水の拡大を抑制する効用があると認められる輪中堤等の盛土構造物、自然堤防等を、水防管理者が指定... 続きをみる

  • 囲み堤2

    飯綱町(2015.3)から。前にも掲載した写真かもしれません。 洪水から命や財産を守るため、江戸時代の村人たちは、川除けの一種である「霞堤」(ブログの河川保全区域2参照)や「村囲堤」(集落の周辺に設けた土手)などの対策を講じてきました。 現在、洪水対策として千曲川沿いに遊水地が建設中(飯山市蓮・中... 続きをみる

  • 湯福川2

    松川村から 水田に逆さ北アルプスが写っていて少し驚きました。田植え前だったからでしょう。 湯福川(ゆぶくがわ)のはん濫について古い記録(江戸時代から)が文献(長野市郷土史研究会機関誌・引用)にありました。はん濫の推移をみると善光寺一帯は湯福川の扇状地ということを再認識させられます。 -------... 続きをみる

  • 湯福川

    飯山市菜の花公園から 先日、長野市市街地の町名の由来に関する郷土史を読んでいたら「岩石町(がんせきちょう)」についての記述がありました。昔、おそらく大きな岩があったのだろうと思っていました。 文献(長野復刻昭和47年度)によると下記記述があり、納得しました。 「岩石町=岩石、河原崎の名はいづれも湯... 続きをみる

  • 高圧線による減価(所要の補正)

    小川村(2015.4.27)から 先週、固定資産税評価における地方公共団体の固定資産評価事務取扱要領に、宅地、雑種地のほか農業用施設用地も高圧線下地補正(所要の補正)の対象になると記載されていたので少し驚きました。 高圧線下地には中高層の建物が建てにくい、又は建てられない建築制限があり、心理的要因... 続きをみる

  • 地番検索

    白馬村(2017.2)から 前に山奥にある山林の所在を探していて、公図をつなぎ合わせても見つからないことがありました。ほとんど分筆をしていない、もしくはしてあっても1番イ、1番ロといった明治時代に行われた筆しかない場所でした。結局、飛地にあったのでわかるまでに公図を20枚くらい取りました。 このよ... 続きをみる

  • 入歯師

    信濃町(2016.3)から 文献(歯の神様)によると江戸時代後期、長野県佐久市や須坂市には入れ歯である木床(もくしょう)義歯を作る入歯師(いればし)がいました。義歯床はツゲで彫刻され、蝋石(ろうせき)や天然歯で作られた義歯が墓の発掘調査により出土しています。入歯師の中には道具を持って旅をしていた人... 続きをみる

  • 所要の補正8(歩道橋)

    飯綱町(2015.3)から 市町村の固定資産評価事務取扱要領(固定資産税評価)に「所要の補正」として「横断歩道橋に沿接する土地」を定めていることがあります。また、立体交差する跨線橋に隣接する地区にある一定の範囲内の土地について「跨線橋補正」を定めていることがあります。 横断歩道橋が設置されると間口... 続きをみる

  • 網状流路の面影

    小川村(2012.11.16)から。 先日、地盤の本を読んでいたら「網状流路」の読み方が「もうじょうりゅうろ」となっていたので長年の間違いに気づきました。網状を”あみじょう”と思いこんでました。 網状流路とはウィキペディアに説明があります。 「網状流路(もうじょうりゅうろ)とは、川筋が幾本にも分か... 続きをみる

  • グリーンベルト

    長野市から(2009.4) 最近、自転車用ヘルメットをネットで購入。普通の帽子風なデザインのものを選びました。 車で走行しているとき、写真のような道路に緑色のグリーンベルトを見かけます。 ふと、自転車はグリーンベルトを走行してもいいのかなと疑問に思い、調べてみました。 下記サイト(高根沢町)による... 続きをみる

  • 円形状の位置指定道路

    南アルプス(2011.3)のようす。 昔、不動産の調査をしていて、小規模分譲住宅地域にある位置指定道路の行き止まり部分(回転部分・転回広場)が円形状(図1参照)になっていたので驚いたことがあります。 図1のABDE各画地は円形状なので図2に比べ自動車の回転がしやすくなります。当時、回転部分は直線の... 続きをみる

  • 舟着神社

    中野市更科(さらしな)にある舟着神社前から。 文献に下記説明がありました。 「高井舟着(ふなつき)神社の舟繋(つな)ぎ石 延徳田圃の北東端、更科区(中野市)に鎮座する高井舟着神社の境内に「舟繋ぎ石」がある。この石は、神社境内の南西の延徳田圃に面した位置で、小高い丘の上にあり、石質はひん岩である。大... 続きをみる

  • 降水量

    長野市(2012.7)から。 7月21日夜、長野市では午後9時過ぎまでの1時間に7月の観測史上2番目となる52.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。 気象庁サイトによると長野市(観測地点:長野)の日最大1時間降水量の記録(7月のみ)は下記のようになっています。 1位:55.7mm(1937/7/... 続きをみる

  • 公図の縮尺

    大町市から。 昔(26年前)、長野地方法務局出張所の閲覧室には公図の縮尺を書いた紙が掲示されていました。当時、まだ和紙の公図が多く備え付けられていました。 縮尺の表示 ・一間ヲ以テ曲尺一分……1/600 ・五間ヲ以テ曲尺一分……1/3000 ・曲尺一分ヲ以テー間トス・・1/600 ・曲尺一分ヲ以テ... 続きをみる

  • 道路台帳(直轄国道)

    長野市安茂里小市(2012.3.31撮影)から。 当時、看板を見て巨大な用水路が国道19号や犀川の下を通っていたので驚きました。 県内にある国道の幅員等を調査する時、国道事務所や建設事務所(三桁国道)へ行って道路台帳を閲覧します。建設事務所と違って国道事務所ではコピーができないので写真撮影をしてい... 続きをみる

  • 囲み堤1

    12年前の古い写真ですが、白馬村(松川橋付近)から。 携帯をトイレに水没させてから”携帯のない世界”に2週間浸っています。先日、知人にその話をしたら”うらやましい”と言われました。 須坂市村山に昔から地元の人が大切にしている地蔵尊があります。 先日、須坂市誌(第二巻・地誌民俗編p.179)を読んで... 続きをみる

  • キーボード操作

    白馬村から。大雪で道がよくわからなくなることがあります。 <ショートカットキー> 台紙に写真データを貼り付ける時、ショートカットキーをよく使います。 例えば選んだ写真を全範囲選択(Ctrl+ A)、コピー(Ctrl+ C)、台紙に貼り付け(Ctrl+ V)の作業 <ファンクションキー> エクセルを... 続きをみる

  • 古い地名11(飯山市)

    飯山市(2014.5.2)から 飯山市には変わった古い地名(諸説あり)があります。 たとえば戸狩(とがり)=鳥狩で狩場の意、秋津(あきつ)=日本の古名である蜻蛉洲(あきつ)に由来など。 また、小佐原(こざわら)の地名は、付近を流れる皿川(さらがわ・一級河川)の字名たる小皿が語源であったことを知り、... 続きをみる

  • 災害の爪痕2

    新潟県上越市板倉区にある人柱供養堂の地すべり資料館(2012.9)から 800年前の大規模な地すべりで、押し倒されたまま地面に埋没した埋もれ木が展示されていました。この埋もれ木は1990(平成2)年、ほ場整備現場から発見されたそうです。 鎌倉時代末期、長野県から一人の旅僧が黒倉峠を越えて新潟県板倉... 続きをみる

  • 災害の爪痕1

    長野市(2012.10)から 写真は長野市中条日下野の臥雲院(がうんいん・1328年建立)にある”臥雲の三本杉”のようす。斜め45度に傾いています。この杉は、長野市天然記念物に指定(S55.5.1・旧中条村指定)されています。指定理由が現地看板にありました。 「この杉は地上3mの所で分岐して三幹と... 続きをみる

  • 変わった歩道

    長野市(2021.2)から。 下記写真に写る歩道(幅約1.15~1.4m)面は赤色系レンガと側溝で構成され、縁石はありませんが車道と区別できる状態にあります。 道路構造令第11条第3項,第4項,第5項により歩道の幅員は、歩行者の交通量が多い道路にあっては 3.5 メートル以上、その他の道路にあって... 続きをみる

  • 三項道路

    中野市(2007.11)から。10年に1回くらい電車に出会うことがあります。 調査をしていると建築基準法42条3項(三項道路)に指定されている道路を見かけることがあります。 三項道路は、幅員4m未満の二項道路について、土地の状況によりどうしても拡幅することが困難な場合に、特定行政庁(建築主事)が、... 続きをみる

  • 早出し野菜(江戸時代)

    長野市中条御山里(みやまさ)から(2010.11)。 下の写真は”お菜取りツアー”に参加(2010.11.21)したときのもので野沢菜をたくさん取りました。たしか40kgほど。 古い文献(下記引用)を読んでいたら江戸時代(1842年)、早出し野菜の出荷を禁止する御触書(文書・長野市入山地区)が幕府... 続きをみる

  • 準防火地域の拡大

    白馬村(2010.10)から。 全国で準防火地域の指定が拡大(例:東大阪市・岸和田市等)しています。特に低層住宅が建ち並ぶ住宅地域に多い第1種低層住居専用地域にも指定される時代になりました。 2016年12月新潟県糸魚川市大規模火災(焼損棟数147棟(全焼120棟、半焼5棟、部分焼22棟))のよう... 続きをみる

  • 洪水地の地名(昔の時刻)

    木島平村から。 小布施町を流れる千曲川の河川敷には「〇〇ノ起」の地名がみられます。 たとえば、「午(うま)ノ起」「戌(いぬ)ノ起」「巳(み)ノ起」などなど。 文献(信濃の巨流千曲川)に下記記述がありました。 ------------ 小布施橋を西へ渡りきった左岸の地籍を「寅之起(とらのおき)」とい... 続きをみる

  • 明地

    大町市(2011)から。 昔に買った飯山城下町絵図の付図(江戸時代末期・飯山市)をみていたら「明地」という名称の土地が数箇所ありました。 もしかして「空地」のことと思い、ネット検索したらコトバンク(精選版日本国語大辞典)に「あき‐ち【空地・明地】」の記載がありました。 また、下記論文(抜粋)には江... 続きをみる

  • 建物認定

    飯山市から。 今回のテーマは難しいので写真だけご覧ください。 専門書「表示登記教材 建物認定 4訂版」が届いたのでパラパラめくっていたらゴルフ練習場のページに目が止まりました。この本は写真付きの建物認定基準集で私の愛読書の一つです。 不動産登記規則111条では、建物登記の要件の一つに”屋根及び周壁... 続きをみる

  • 古い地名5(尾)

    安曇野市(2017.5と2021.5)から 山間部や川沿いの高台の地名や集落名に「〇〇尾」というように「尾」の字がつくことがあります。なぜなのか昔から少し疑問に思っていました。 たとえば小川村に花尾、稲尾、梶尾、穴尾、長野市に細尾、狸尾、上栗尾、下栗尾など。 文献に [山腹に張り出してきている尾根... 続きをみる

  • 川の産物と網地名

    小川村から(2006.1.25)。また古い写真です。 上田市街地を通る堰(せぎ)に桝網用水(ますあみようすい・別名堀用水)があります。それに坂城町に網掛(あみかけ)や上平小網(うわだいらおあみ)の地名があります。 「網」という字のことが長年気になっていました。 文献を読んでいたら下記説明がありまし... 続きをみる

  • 雷石

    長野市の七二会(なにあい)郷土歴史資料館前に展示してある石。この石は陣場平山(標高1257m)にあったものを移したものですが、ただの石ではありません。 下記文献によると 「尾根筋にあったこの石は、陣場平山をつくっている約500万年前の安山岩の溶岩でした。方位磁石を近づけてみると、ある部分で磁石の針... 続きをみる

  • 化石海水

    長野市の七二会(なにあい)郷土歴史資料館内に展示してあった化石海水。 ペットボトルに詰められたものが二本あったほか、隣の鍋底には化石海水からとった塩までありました。2007年以前はこの海水の味見までできたそうです。 化石海水という言葉、当時(2007年)初めて耳にしました。いろいろな言葉があるもの... 続きをみる

  • 水位標2

    小布施町押羽(おしは)から 写真の水位標によると1742年に起きた千曲川の水害=戌(いぬ)の満水により、はん濫水位が10.9mに達しています。ただし、10.9mはこの地表からではなく、千曲川立ケ花量水標からの数値です。1742年の水害は歴史上長野県最大で1000年に1度の規模だったようです。 なお... 続きをみる

  • 馬沓(うまぐつ)

    小谷村千国の庄史料館(2010年)から。 通常の馬のクツ、牛にはかせたクツが写っています。 冬用の馬の沓 歴史ドラマに登場する馬は靴(馬沓)をはいていませんが、蹄鉄を打たない時代は写真のようなわらじで作った靴をはくのが普通だったようです。 文献によると 「近代以前の日本の馬は鉄蹄を打たないので、馬... 続きをみる

  • 駅前広場

    小川村(2012.7)から。 先日、下記サイトの運用指針を見ていたら建築基準法第42条の道路定義の記述がありました。 Ⅱ.道路の定義(法第42条関係) 法第42条においては、一般交通の用に供するものとしての交通上の観点に加えて、建築物又はその敷地に安全上、防火上及び衛生上の観点から、法上の道路の定... 続きをみる

  • 根曲がり竹(ネマガリタケ)

    野沢温泉村から。 根曲がり竹の季節、野沢温泉村は根曲がり竹の瓶詰め生産が盛んです。 下記サイト(旬の食材百科)によると 「姫竹や根曲がり竹と呼ばれているものはいずれも同じチシマザサ(千島笹)の若竹の事です。信越から東北にかけては「根曲がり竹」と呼ばれることが多く、山陰地方などでは 「姫竹(ひめたけ... 続きをみる

  • 暗渠排水管

    信濃町(2011.6)から。 前に暗渠排水管が埋設されていた農地の評価案件がありました。 傾斜地にある田ですが、畦の地下に排水管(合成樹脂)が埋設されていました。細長い形状をしている田のせいか一部に水たまりができやすく、L字形に組んだ排水管にて排出していました。 地下に埋設された排水管は小石や泥が... 続きをみる

  • 1棟の建物の範囲

    小川村(2013.5)から。 今回、不動産の専門的なことなので写真だけみていただけたら幸いです。 2棟の建物があり、一部が連絡通路で接続している場合、2棟併せて1棟とするのか、それぞれ独立の建物にするのか迷うことがあります。 文献では次のように説明しています。 通常は1棟の建物であることの判断に迷... 続きをみる

  • 「落合」という地名

    9年前に写した北アルプス、小川村から。 「落合」という地名は文字どおり川の落ち合う所で川の合流点付近に多く見られます。 文献によると例えば 大鹿村(落合)-鹿塩川と小渋川の合流点付近 下諏訪町(落合)-砥川(とがわ)と東俣川の合流点付近 佐久市(落合)-千曲川と根湯川の合流点付近 山ノ内町(落合)... 続きをみる

  • 田毎の月

       有名な姨捨(おばすて)の棚田(千曲市八幡)のようす。田植えの準備が進んでいるようです。  この斜面一帯は地すべり防止区域に指定されています。棚田は、地形からいって地すべり防止区域・地すべり危険箇所に指定されることが多いと思います。絶景=棚田=地すべりは、どこの地域にも共通した現象でしょうか。... 続きをみる

  • 切掛(きっかけ)

    高山村から。写真を追加しました。  2017年10月頃、書棚を整理中、奥にあった下記文献(たてしなの地名)をぱらぱら読んでいましたら興味深い記述がありました。 立科町茂田井(もたい)地区に「切掛」(きっかけ)という字名がありますが、その解説についてです。 「切掛」は物事の始まりのことで、茂田井、芦... 続きをみる

  • 「地番」と「番地」の違い

    小川村(2012.11.16)から 先日、不動産の「番地」の記載について同業者から質問を受けました。 登記事項証明書の土地の所在には「地番」、建物の所在には「番地」が使われています。 土地には「地番」を使いますが、「番地」の表現は使いません。 たとえば下例の建物所在は「〇〇〇1番地2」であって「〇... 続きをみる

  • 静映

    飯山市(2006.8.28)希望湖から。 久しぶりにブログを書く気になりました。 飯山市の斑尾高原(まだらおこうげん)から下った所に「希望湖(のぞみこ)」と呼ばれる農業用ため池「沼の池」があります。ブナやシラカバなどの深い森に囲まれた神秘的な池が特徴です。日本画家の大家である東山魁夷が作品のモデル... 続きをみる

  • 辛子(からし)

    家の庭に咲いている青色のラベンダー、近くには白色もあります。迫力があって気に入っています。 先日、七味唐辛子を使っていた時、からみ成分(蕃椒)に興味が沸き、少し歴史を調べてみました。「芥子」でも香辛料の「からし」と同じ意味を持っているようです。 文献に下記記述があります。 「芥子は香辛料として善光... 続きをみる

  • 農地の下限面積廃止

    安曇野市(2021.5)から 農地の下限面積要件(50a,2ha)が令和5(2023)年4月1日の農地法の改正に伴い廃止となり、あわせて市町村の農業委員会が設定した下限面積も廃止となりました。今後は面積の大小に関わらず、農地の権利取得が可能となります。 農業委員会が設定した下限面積は、たとえば30... 続きをみる

  • 平賀源内2

    小川村表立屋(2015.4.27)から 先日、引札(ひきふだ)の歴史が書かれた文庫本(広告世相史)をパラパラめくっていたら平賀源内についての記述に目が止まりました。引札はちらしや広告の意味です。 江戸時代に嗽石香(そうせきこう)なる箱入り歯磨き粉があったことに驚きました。 文献(広告世相史)に下記... 続きをみる

  • 平賀源内1

    長野市安茂里小市(あもりこいち)地区の沢沿いの山(2006.4)、白土と言われるのもわかります。 写真を整理していたら昔(2006年)、白土について興味がわき、安茂里小市地区の山へ行ったことを思い出しました。この辺、航空写真でも白く写っています。 。 最初、白土は陶土用に使われていましたが、その後... 続きをみる

  • 外壁後退距離

    中野市(2017.3)から 市町村によっては第1種・第2種低層住居専用地域に建物の外壁後退距離(建築基準法54条)を定めていることがあります。外壁後退距離は、第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域または田園住居地域内において設定されるもので、後退距離は1mまたは1.5mのいずれかに限定され... 続きをみる

  • 歴史小説3(刃こぼれ)

    飯綱町(2015.3)から 歴史小説が好きでよく読みました。最近は読まなくなりましたが・・・。 昔、文献「一刀斎忠臣蔵異聞」を読んで驚いた箇所があります。 ----------- 討入りのあとで、幕府から目付二名が実検役として吉良邸におもむいたが、その時の記録によると上野介の死骸には、五カ所の向う... 続きをみる

  • 大切通し

    筑北村(2006)から。 善光寺街道の青柳宿北方に岩山を切り開いた「大切通し」があります。 善光寺街道随一の名所です。 下記サイトに切通しの説明があります。 「青柳地区のはずれ、麻績村への経路に、岩山をきりひらいた切通しが二ヶ所あります。「大切通し」道幅3.3m、長さ26m、高さ6m余。天正8年(... 続きをみる

  • 御幣川

    長野市中条(2010.11)から。 長野市に篠ノ井御幣川(しののいおんべがわ)という地域があります。昔、御幣川の読み方がわからなかったことや「御」という字がつくので由来を調べたことをふと思い出しました。"ごへいがわ?"と読んだ気が・・・。 文献(北国街道を歩く)によると下記説明があります。また、長... 続きをみる

  • 住宅用地の軽減措置2

    小川村(2011.11)から。 住宅の一部に店舗が併設されている建物=併用住宅は、居住部分の割合(注)によって固定資産税が異なります。たとえば1階店舗、2階住宅(居住部分の割合40%)の建物があった場合、住宅用地の率は50%として軽減措置が受けられますが、住宅の割合が20%(1/4未満)の場合は、... 続きをみる

  • 古典詰将棋

    白馬村(2012.11)から。 11/11、将棋「竜王戦」第四局がabemaTV将棋で放映されていました。藤井聡太氏は終盤に37手詰を短時間で読み切っていたのには本当に驚きました。 ふと、江戸時代の天才棋士(伊藤宗看・看寿)を思い出し、詰将棋作品集(詰むや詰まざるや)をパラパラとめくりました。この... 続きをみる

  • 家賃と間口

    飯山市一山温井(いちやまぬくい)から。 地下街やショッピングセンター内の店舗家賃は、売上高を基に割合を乗じて決まる場合があります。 たとえば家賃は売上高の8%と当事者間で決めていた場合、売上高が年1200万円とすると家賃は年96万円(月8万円)となります。 前に長野市の「権堂(ごんどう)町史」を読... 続きをみる

  • 下水道配管3

    千曲市(2011.9)から。 下水道には下記3種類があり、通常、戸建て住宅地には公共下水道が引き込まれています。 1 公共下水道 2 都市下水路 3 流域下水道 (1)下水道 昔、自治体の下水道課で道路埋設管の配管図を取ろうとしたら、”下水処理区域内ですが道路に埋設管はないようです”と言われたこと... 続きをみる

  • 洪水地の地名2(土手)

    飯綱町(2010.9)から。 千曲川の古い堤防地(昭和以前に造られた堤防)に「土手」「土堤」の字名が見られます。 たとえば千曲川周辺には土堤外、土手外、土手南、土手外西沖、村北堤防合、道木堤など堤防を示す地名が数多くあり、沿岸住民が洪水を防ぐ目的で造った跡がうかがえます。 堤防の内と外は、河川側(... 続きをみる

  • 電話

    信濃町(2010.9.1)から。 電話の呼びかけに「もし、もし」と言います。 この「もし、もし」に語源があったことを前に、知りました。 文献(事物はじまりの物語)に下記記述(括弧は私の追記)がありました。 ------------ 明治維新後、役所につとめる吏員(りいん)は武家またはそれに準ずる人... 続きをみる

  • コウモリ傘

    岡山県(2012.8)から。 私が小さい頃、傘のことを”コウモリ”と読んでいました。 コウモリは漢字で書くと「蝙蝠」ですから難しいですね。 昔、実家では夕方にコウモリが群れをなして飛んでいるのをみかけました。当時、気味悪かったことを覚えています。 文献に下記記述があり、納得しました。 ------... 続きをみる

  • 投石

    上田市(2010.5)から。上田市にはため池が多くみられますので決壊した場合の浸水想定区域が公表(参考サイト参照)されています。 テレビの大河ドラマや歴史物を見ていると鎧(よろい)武者が刀を振り回して相手の防具の上から切りつけるシーンをよく見かけます。 昔、刀がどうして折れないのか不思議に思ってい... 続きをみる

  • 大田文(おおたぶみ)

    麻績村(2013)から 地名に関する文献を読んでいると「〇〇田」という地名が多くみられます。 用水開発者の名前をつけたり(例:権兵衛田)、地形や地質の特徴を表したり(例:狭間田)することがあります。 文献(佐久地方の地名と語源)によると〇〇田には下記の説明があります。 神田=神社の所有田(佐久市)... 続きをみる

  • 杞柳(きりゅう)

    長野市大岡(2013.5)から 樹木図鑑をみていたら「イヌコリヤナギ」に下記記述があり、面白い名前の付け方だなと感じました。 「近縁のコリヤナギは枝の皮をむいて柳行李(やなぎごうり)」をつくるが、本種は行李づくりには使われず役に立たないために「イヌ」を冠して名づけられた。」 イヌが付く樹木は多くあ... 続きをみる

  • 景観条例

    中野市(2010.3)から 景観法に基づく景観条例は、あまり勉強していませんが、先日、建物の屋上へ新たに太陽光発電施設を設置する場合、面積によって届出(長野県)の必要なケースがあることを知り驚きました。特に景観育成重点地域(長野県)では注意が必要です。 法令遵守の時代でしょうか、知らなかったではす... 続きをみる