土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

暗渠排水管2

犀川(さいがわ)にかかる生坂村(いくさかむら)の御曹司橋(おんぞうしばし・2012.6)。
橋が傾斜しているので、ここから見ると洗濯ばさみ?のように見えました。

御曹司橋の由来は文献(犀川)によると「犀川通船最大の難所で、平家の御曹司が水死した慰霊の水神を祀ったと伝えられ、通船仲間の人々はその祠の前を過ぎるとき船上から安全を祈願して通っていったという。」だそうです。

今はダム湖(平ダム・東京電力)ですが、昔は船が活躍していたようです。

前回のつづき。
田の排水管が畦以外の地下に埋設してあると地上ではわかりませんが、登記の地目は「用悪水路」になります。


暗渠排水管は土地改良された水田地帯に見られます。


<引用・参考文献>
長野県教育委員会「犀川 歴史の道調査報告書XXXⅡ」P.33
荒堀稔穂編集代表「Q&A表示に関する登記の実務第2巻」P.287,日本加除出版(株)

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