土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

浸水想定区域5

大町市より。

前回のつづき。
湖も洪水予報河川の場合、浸水想定区域が設定されます。
例えば諏訪湖や琵琶湖は沿岸が浸水想定区域に指定されています。


滋賀県草津市は平成18年に建築物の浸水対策に関する条例を制定しました。
この条例では一般建築物や特定建築物(公共施設・避難所等)の建築にあたっては分電盤、室外機、キューピクル等設備機器の設置を上方にしたり、地下への進入を事前に防いだりするような浸水対策内容の届出が求められています。


浸水想定区域内では建物の新築、改築、設備の改修等をする場合、浸水対策を考慮した設計を考える必要がありそうです。


<参考サイト>
琵琶湖の洪水浸水想定区域図(想定最大規模)
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/kasenkoan/305721.html#biwa
草津市建築物の浸水対策に関する条例http://www.city.kusatsu.shiga.jp/kurashi/sumai/sumai/shinsuijorei.html

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