土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

迷信

長野市山間部より

NHKドラマ「正直不動産」が面白くて毎週見ています。主人公がほこらを壊した”たたり”で噓がつけない体になってしまいます。


ドラマの中で「建物状況調査」「建築条件」など専門用語をわかりやすく説明しているのには感心しました。


そういえば”たたり”ではないですが、昔、「北枕は縁起が悪い」と親から言われ、長らく信じていました。
お釈迦様が北枕で亡くなったことに由来しているとか。


文献では下記のとおり説明しています。


風水ではその方位によって、
東枕=朝早く目覚めることができる。
南枕=元気になる。
西枕=熟睡できる。
北枕=直感がさえる。
と言われています。科学的にはまだ証明されていませんが、実験によって実証されていることがあります。それは、
東枕・南枕=目覚めが良く、元気になる。
西枕・北枕=寝つきが良く、熟睡できる。
ということです。
(略)北枕の縁起の善し悪しは、現代では全くの迷信といえます。


風水のサイトを見てみましたらどれも北枕の縁起は迷信と記載されていました。
思い込みの修正に長くかかりました。


<引用・参考文献>
上田康允「安らぐ家は「間取り」で決まる」p.172,成美堂出版

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