土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

台風19号被害

千曲川(長野市)のようす。

河川敷のリンゴの木が泥をかぶっています。乾かしたら食べられるような気がしますが、リンゴは洪水にあうと根元に泥水が入り込み食べることはできません。中に黒い筋が入り、腐るためジュースにもなりません。
この度の災害に際し、心よりお見舞い申し上げます。皆様方の一日も早いご復興をお祈り致します。


台風19号は堤防の決壊、内水氾濫など最悪の結果をもたらしました。
桜づつみ(桜植樹406本)や遊歩道・ベンチの整備等堤防補強工事(注1)がされた長野市穂保(津野地籍隣接)の堤防が決壊してしまいました。決壊場所は私の自宅から4kmの所にありますが、地元では堤防が大幅に広がったので今後決壊はないと思っていました。


また、千曲川支流の浅川の内水氾濫によって長野市豊野町中心部も床上浸水等の被害が多数発生しました。浅川では排水ポンプ車(注2)が今も稼働しています。


私に代わって家内が連日、泥やゴミ類のあとかたづけといったボランティア活動をしてくれています。


(注1)長沼・小布施地区桜づつみ堤防整備事業により、平成14年度から平成28年度にかけて桜づつみ(全長4.37km)や遊歩道の整備がされています。桜づつみは、桜を植樹するため堤防を拡幅して盛土が行われています。
(注2)排水ポンプ車は、台風や豪雨による河川の氾濫により住宅地が浸水した場合や道路が冠水した場合に現場の最前線に速やかに駆けつけ、排水作業を行う車です。
車両毎に異なりますが、1分間に30m3(家庭用浴槽約150杯分)~60m3の排水作業ができる能力を有しています。
<参考サイト>
山形河川国道事務所
http://www.thr.mlit.go.jp/yamagata/index.htm

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