土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

長考

長野市山間部から。

 ABEMA将棋を見ていたら藤井聡太氏が1手に1時間ぐらい考えているので、ふと学生時代を思い出しました。
 私は学生時代、将棋部に在籍していましたが、OB会の際、大学将棋部の師範であった二上達也(ふたかみたつや)先生(永世七冠羽生善治氏の師匠)にお伺いしたことがあります。


私「棋士は一手に1時間、2時間考えていることがありますが、読み筋をいくつも考えているから時間がかかるのでしょうか。」


二上先生「棋士は手をいくらでも読めます。時間がかかるときは考えているというよりも迷っているだけです。」


昔、将棋祭りで棋士が目隠しして将棋を指すので驚いたことがあります。
しかも二面(2人)指しで。
頭の中に盤が入っている世界を実感しました。

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