土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

特別用途地区2

上田市(2012.7)から。

写真右に見える岩は甲石(かぶといし)と呼ばれ、土石流によって運ばれたそうです。


下記サイトによると特別用途地区の全国指定状況(H22.3.31)は下記のとおりです。
特別工業地区:都市数222・面積26685.9
文教地区:都市数28・面積8193.5
小売店舗地区:都市数7・面積1962.2
事務所地区:都市数4・面積58
厚生地区:都市数2・面積26.3
娯楽レクリエーション地区:都市数18・面積1820.8
観光地区:都市数13・面積1783.1
特別業務地区:都市数67・面積4633.9
中高層階住居専用地区:都市数12・面積1162.2
研究開発地区:都市数5・面積379.3
その他地区:都市数149・面積55241.4


最も多いのは特別工業地区で、文教地区、特別業務地区が続きます。
■特別工業地区で多い県は、北海道(都市数47・面積5635)、東京都(都市数34・面積3740.9)、愛知県(都市数11・面積1907.8)
■文教地区で多い県は、東京都(都市数13・面積2437.2)、茨城県(都市数1・面積2696.0)、兵庫県(都市数2・面積861.8)
■特別業務地区で多い県は、北海道(都市数8・面積821.5)、宮城県(都市数4・面積769)、山口県(都市数5・面積591.1)


確かに東京都の大学周辺には文教地区の指定が多かった記憶があります。
特別用途地区の中身を見ると地域性が浮かび上がります。
<参考サイト>
国土交通省(都市計画)
https://www.mlit.go.jp/toshi/city_plan/toshi_city_plan_fr_000022.html

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