土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

不動産広告5

高山村から。

細かいことですが、徒歩による所要時間は駅の改札口を起点としているのか、または出入口を起点としているのか昔、わからなかったことがあります。


文献によると
お尋ねの駅から物件までの徒歩所要時間の表示に関しては、表示規約第15条第4号(各種施設までの距離又は所要時間)及び表示規約施行規則第10条第8号から第10号(各施設までの距離又は所要時間)において規定しています。
実際の運用状況から申しますと、起点については、駅の改札から計測する必要はなく、駅舎の出入口を起点として差し支えありません。地下鉄の駅の場合は、地下鉄の出入口(例:「A1番出口」等)を起点とすればよいこととして取り扱われています。なお、駅の出入口が複数ある場合は、その出入口の名称(例:「中央口」「南口」「○番出口」等)を明らかにして表示したほうが望ましいでしょう。


とあります。


駅舎の出入口を起点としていました。


世の中に、日本一のモグラ駅と呼ばれる変わった駅が群馬県にあります。
下記サイトによると
名峰・谷川岳の麓に日本一のモグラ駅と呼ばれる「土合(どあい)駅」があります。地下ホームから地上の改札口まで、なんと486段もの階段があるという珍しい駅です。


登山者以外はあまり訪れることのない駅で、ホームから地上の改札口まで10分かかるそうです。それにしても486段ですか・・・。


<引用・参考文献>
不動産公正取引協議会連合会 公正競争規約研究会「不動産広告の実務と規制[12訂版]」
p.277,(株)住宅新報出版,2018年
<参考サイト>
LINEトラベルjp(旅行ガイド)
https://www.travel.co.jp/guide/article/2752/

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