勤務鑑定士
長和町より
2か月ほど前、東京新宿の事務所勤務時代に同僚だったO氏が、自費出版した本を送ってくださりました。読んでいるうちに、勤務鑑定士であった時代(35年前頃)がまざまざとよみがえりました。
不動産鑑定士になる前は、大企業の機械設計者であったO氏は、シンガポールへ社員旅行で訪れた際、立ち寄った店にあった”このコピー機は自分が設計したものだ”と喜んでいました。
私と一緒で師匠とは何の面識もなく、相談の電話がきっかけで入所してきたO氏は、私より12歳年上で、考え方や読解能力に優れた人でした。
今でも不動産鑑定士は、あらゆる場面で考え方が重要だとしみじみ思います。