土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

浸水想定区域

飯山市から。

水害地帯(千曲川)には水害対策の下記案内標識が電柱に設置されています。

国土交通省は2016年より水防法に基づく浸水想定区域を大幅に改訂し、河川ごとの浸水想定区域を公表しています。


前は主に100年(河川によって50年・200年等)に1回の大水害を想定(計画降雨)していましたが、今は1000年に1回の歴史上の水害を想定(想定最大規模)しています。
実際、明治43(1910)年に千曲川では超大水害が起こっていました。


浸水深の幅も変わり、千曲川沿岸では浸水した場合に想定される水深として10m以上20m未満の区域が多く見られます。


そのため過去、水害被害にあっていなくても浸水想定区域内であることが多くなりました。
想定外の水害が増えてきた影響もあるでしょう。

×

非ログインユーザーとして返信する