土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

国土調査3

木島平村から。

先週金曜日は国土調査(地籍調査)の一筆地調査立会いに実家へ。
敷地が広く炎天下のため2回休憩を挟み9時から昼前まで調査にかかりました。
利用形態に応じて敷地を宅地、雑種地、原野の地目に分けて、役場職員が杭や標識を打っていました。宅地には住宅と倉庫があり、住宅部分には小規模宅地特例が適用されていますが、宅地と雑種地との区分に土留めが役に立ちました。ちなみにこの役所は雑種地の所要の補正(固定資産税評価)として0.85を入れていますので固定資産評価額は宅地より15%安いことになります。ただ、雑種地の画地補正をしているのかわかりません。
調査終了後、筆ごと調書にサインをする作業があり、筆が多ので麦茶をいただきながらやっと書き終わりました。


登記に反映(国土調査による成果)するのにまだ2年ほどかかるそうで、そろそろ実家の土地建物の処分も考えないといけないなと実感しました。

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