土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

詰将棋

長野市から

 やさしい詰将棋を毎日トイレで解くのが日課になっています。月刊誌将棋世界や詰将棋作品集から3~9手詰めを選んで解答を見ないようにがんばっています。
 詰将棋には実践的と芸術的な両世界があります。
 昔、図柄が見たくて下記の芸術的な本を買いました。作者は詰将棋作家として皆、著名な方々です。
 中でも内藤國雄氏の「図式百番」第98番玉方実戦初型には驚きました。詰まされる玉方の駒の配置が1手も動いていないのに詰まされてしまうからです。また、「看寿賞作品集」は学生時代、看寿賞を受賞した先輩がいたので記念に買いました。
内藤國雄「図式百番」,2005年
「看寿賞作品集」1999年
柏川香悦「詰将棋半世紀-柏川香悦作品集」平成10年
山田修司「夢の華」1998年
巨椋鴻之介「禁じられた遊び-巨椋鴻之介詰将棋作品集-」2008年
駒場和男「ゆめまぼろし百番」2006年
上田吉一「極光21-詰将棋作品集」2001年
若島正「盤上のファンタジア」2001年
田中至「詰将棋考-曲詰創作と楽しみ方」昭和58年
岡田敏「解いて楽しい あぶりだし詰将棋」2000年
など
 芸術的な詰将棋の世界は、19手詰の短手数があったり、325手詰、515手詰の長手数があったりします。昔、学生時代、「芸術的な詰将棋は実戦で役に立たない」と言われましたが、最近、詰将棋超マニアの藤井聡太氏の活躍を見るとそうでもないような気がしてきました。

×

非ログインユーザーとして返信する