将棋駒の並べ方
中野市(2008.10)から。
先日、藤井聡太氏の将棋タイトル八冠を達成したニュースが話題になりました。将棋界が盛り上がっているのは夢のように感じます。
下記サイトをみていたら駒の並べ方(大橋流)が勉強になりました。
駒を並べるとき暗黙のルールがあります。
1 駒には「王(おう)」と「玉(ぎょく)」があります。
「王」が2枚あるのではありません。
私は有段者になるまで知りませんでした。
「王」の駒は段級上位者、または年長者が持ち、「玉」は、段級下位者、または年齢が下の人が持つことになっています。
昔、アマチュア強豪とプロ棋士の記念対局があった際、アマ強豪が最初に「王」を取って並べてしまい、プロ棋士があ然とした事件がありました。
2 最初に王(または玉)を下段中央に置き、次に金を王の左に置き、次に右に金を置きます。
3 そして、左銀、右銀、左桂、右桂、左香、右香、上段へ行き角、飛車の順に駒を置きます。
4 最後に歩の順番は王(玉)~左金~右香を並べたのと同じ順番になります。
先手からの符号でいえば、5七、6七、4七、7七、3七、2七、8七、1七、9七の順になります。
私は歩の並べ方にも順番があることを今まで知りませんでした。学生時代に奨励会員(プロ養成機関)から、社会人になってからはプロ棋士から指導対局を何回も受けました。駒の並べ方で恥をかいていたようです。
最近は指す元気がないので「観る将」に徹しています。
<参考サイト>
将棋上達法 《初段を目指す》入門~初級講座
https://syougi-a.net/nyumon/6manner2.html