土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

古典詰将棋

白馬村(2012.11)から。

11/11、将棋「竜王戦」第四局がabemaTV将棋で放映されていました。藤井聡太氏は終盤に37手詰を短時間で読み切っていたのには本当に驚きました。


ふと、江戸時代の天才棋士(伊藤宗看・看寿)を思い出し、詰将棋作品集(詰むや詰まざるや)をパラパラとめくりました。この棋士によって作られた詰将棋を基に昭和50(1975)年に詰将棋作家として著名な門脇芳雄氏が編集出版されました。今でも輝きを失わない存在になっています。


昔、私は「詰むや詰まざるや」第36番(13手詰)にだけ挑戦したことがあります。結局、解けなくて回答を見ましたが・・・。
また、プロ棋士の中にはこの作品集を将棋盤に並べないで頭で解いた方がいて驚いたことがあります。全部ではないと思われますが・・・。なにしろ「詰むや詰まざるや」第1番は69手詰、第100番は611手詰もありますから。
<参考文献>
「詰むや詰まざるや-将棋無双・将棋図巧-」
伊藤宗看・看寿 門脇芳雄解説  平凡社 昭和50年 東洋文庫282
「続詰むや詰まざるや-古典詰将棋の系譜-」
門脇芳雄編 平凡社 昭和53年 東洋文庫335

×

非ログインユーザーとして返信する