ハヤ
千曲市(2023.3)から。
町誌を読んでいたら「婚姻色」の記述(ウグイ・下記引用)が気になりました。表現が新鮮に感じられました。
------
産卵期に現われる赤色の婚姻色のためアカウオともよばれ、犀川・穂高川・高瀬川などに多く見られる。産卵は、5~6月頃が最盛期で、流量、流速も相当にある汚れのない礫のある場所に集まって産卵する。このような産卵習性を利用して人工的に産卵場所を作り投網で一網打尽にするのがつけば漁である。
------
小学生の頃、実家近くにある川(まぐせがわ)の下流で魚取りをよくしました。ウグイ(地方名:ハヤ)が多く、たまにヤマメ、オイカワ(地方名:ジンケン)、カジカなどがいて。
魚取りは、大きい石の下を手で探るのですが、毎回スリルがありました。
ドジョウを数匹取って実家の池にいれたら隅に穴を掘ったらしく、池の水が少なくなって父親から怒られたこともありました。また、川の合流点近くで足がすべり一瞬流されそうになりました。川(たるがわ)の流れが急に速くなっていたのを知らずに移動していて・・・。
その後、度重なる河川改修工事の影響でしょうか、どの魚もあまり取れなくなりました。
中学生の頃、川に入ったら年配者から「許可証を持っているか?」と聞かれ、時代が変わったことを感じました。
ハヤの赤色があざやかだったことを思い出しました。
<引用・参考文献>
穂高町誌自然編,p.149,平成3年
<参考サイト>
信州上田観光協会(つけば漁)
https://ueda-kanko.or.jp/blog/special_tsukeba/
