土地評価のブログ

不動産鑑定士の日々

しんしん(深々)

白馬村から。

しんしんと しんそこさむし(心底寒し) 小行灯(こあんどん)
                                                            小林一茶
この俳句(文政五年12月)は「雪は音もなくしんしんと降り続け、夜は静かに更けていく。」の意味ですが、雪国の人はしんしん(深々)の言葉に雪を連想します。
江戸時代でも同じ感覚であったようです。


北陸山陰では記録的な大雪になっています。除雪にはお気をつけください。
来年は大雪でないことを祈ります。


本年もブログを閲覧いただきありがとうございました。
<参考文献>
宮川洋一「北信濃遊行」-小林一茶「九番日記」を読む-

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